漫画・アニメーション

はだしのゲンを読む

中沢啓治「はだしのゲン」。子供の頃に全10巻中手許にあった5巻くらいまでを読み、続きはどこかでパラパラと眺めたことがある程度だった。強烈な印象を受けはしたものの古さを感じさせる筆致だったこともあってか、「戦争の悲惨さを訴えた反戦漫画」という大…

テレビアニメ2つ

このところむかーしのアニメを観る機会が多くなっている。 太陽の牙ダグラム プラモデルか何かで知ったアニメ。テレビ放映は普段観られない時間帯だったせいか、子供の頃は途中たった1話観たきりで、ストーリーもなにもわからずそれっきり。 「タイトルしか…

高畑勲氏死去

4月5日。82歳。 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180406-00000004-nnn-soci

怒れる宮崎駿

NHKのドキュメンタリーに宮崎駿が出ていたらしい。 15日深夜に再放送。ほっ。 [総合]2016年11月16日(水) 午前0:10〜午前1:00 番組内の一幕が話題になっている。 ドワンゴ会長の作ったゾンビCGに不快感をあらわにする宮崎氏。 私はニコニコ動画は一度も観たこ…

小山田いくをもう少し

小山田いくの訃報に、自分でも意外なくらいに寂しい気持ちになっている。なんだ、結構好きだったんじゃん。 80年代前半はウジウジした青春ものが多く、個人的には好きだったり嫌いだったり。一番ウジウジしていた「星のローカス」がわりと好きだったのは自分…

小山田いく死去

小山田いく死去。59歳。詳細不明だそう。 このブログで小山田いくのこと一度も書いてなかったのか。 文句言いながら結構読んでた。「マリオネット師」は好きだったな。マリオネット師 1 (少年チャンピオンコミックス)作者: 小山田いく出版社/メーカー: 秋田…

みやたけし6

1990年代のみやたけし。1作しか読んでいませんが。 めざせ1等賞(1990-1992/週刊少年チャンピオン) 見てくれたまえ、この表紙を。どうだつまらなそうだろう。めざせ1等賞(1)作者: みやたけし出版社/メーカー: オフィス漫発売日: 2014/01/14メディア: Ki…

リングにかけろ

車田正美「リングにかけろ」。熱く語るほどの思い入れはないがイチオー子供の頃全巻読んだ。リングにかけろ1 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者:車田正美発売日: 2013/11/01メディア: Kindle版この漫画の日本ジュニアチームってスーパー戦隊シリーズだよな…

みやたけし5

忘れたころにみやたけし。時系列遡る。 ミルク捜査日記(1983年-1984年、月刊少年ジャンプ) Yahoo!ブックストアで初めて読んだ。ミルク捜査日記(1)作者: みやたけし出版社/メーカー: オフィス漫発売日: 2014/03/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ…

ど根性ガエル

最終回を残すのみとなった実写版「ど根性ガエル」がいい。 テレビドラマは滅多に観ないが、これは昨年夏の「アオイホノオ」に次ぐヒット。他にドラマは何も観てないんだけどね。 ひろし30歳ダメ男(松山ケンイチ) 真っ当な大人になれず、かといって開き直る…

みやたけし4

みやたけしのサッカー漫画もう一作品。 風のフィールド(1986-1989、週刊少年チャンピオン) みやたけしは結構好きな漫画家だったが、この作品で一気にキライになってしまった。再読。風のフィールド(1)作者:みやたけし発売日: 2018/12/07メディア: Kindle…

みやたけし3

はしれ走・中学編 地元の中学校に入学した走。当然サッカー部に籍を置き、ライバル達としのぎを削る。 主人公チーム センターフォワード:夢雄 花形ポジションにはあえて夢雄。周りを立てることなんてできっこないから一番目立つとこどーぞ。余計なことばか…

みやたけし2

なぜかサンデーに移籍したみやたけし。 はしれ走(1982-1984、週刊少年サンデー) サッカー漫画。ギャグとストーリーどちらも好調だった時期の作品といえるのでは。全11巻。再読。 このシリーズのみ、語るのにちょっと力が入りそう。はしれ走 (1)作者: み…

みやたけし1

「Yahoo!ブックストア読み放題」というのに申し込んでみた。多分8〜9月でやめる。 http://bookstore.yahoo.co.jp/unlimited/ 再読を含め、読んでみたいなあと思う漫画は色々ある。大抵懐メロ。 そこで最近読んでいる、みやたけし。最初に言ってしまいます…

実写版「ど根性ガエル」

実写版「ど根性ガエル」。 なぜか観てしまった。れれ、面白いじゃないか。 http://gyao.yahoo.co.jp/p/03002/v00034/ http://www.ntv.co.jp/dokonjyo/ ヒロシの母ちゃん役が薬師丸ひろ子。「セーラー服と機関銃」やら「ねらわれた学園」やら妙な映画に出てた…

石井いさみ「750ライダー」3

後半(最近初めて読んだ)では、主人公とヒロインの恋愛模様の比重が増している。750ライダー(50)作者: 石井いさみ出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社発売日: 2014/09/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るしかしこれほど山も谷もない…

石井いさみ「750ライダー」2

「750ライダー」を全巻読破。750ライダー(15)作者: 石井いさみ出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社発売日: 2014/08/13メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見るむむむ、思った以上に……よかった。 当初は陰のある主人公とストーリーだったのが…

石井いさみ「750ライダー」

漫画が無料で読めるスマートホンアプリ「マンガ読破!」「マンガ読破!EX」で懐かしい漫画を見付けては読んでいる。 つい先日目に飛び込んで来たのが石井いさみ「750ライダー(ナナハンライダー)」。あだち充のお師匠さん。750ライダー(1)作者: 石井いさみ…

第18回文化庁メディア芸術祭

マンガ部門優秀賞「アオイホノオ」 また偉い賞をもらって褒められてる。 http://j-mediaarts.jp/awards/excellence_award?section_id=4&locale=ja#item1 なんだか島本和彦じゃないみたいだ。いやそれは失礼か。 「知る人ぞ知る漫画家」がブレイク。少し前の…

カフェでよく

借りて読んでいる最中の本「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」(渋谷直角)カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生作者:渋谷 直角扶桑社Amazonの2篇目。好きな芸人を周りのやつがちょっと悪く言っ…

ドラマ「アオイホノオ」ギャラクシー賞受賞

どれくらいえらい賞なのか知らないがきっとすごくえらいのだろう。 9月度月間賞。 http://www.houkon.jp/galaxy/gekkan.html

この漫画家に笑わされる日が来ようとは

あれこれ漫画は読んでいるものの、カンソウは頭の中で書いて終わってしまっているここ数年。 私の最近のお気に入りのひとつは島本和彦の自伝的漫画「アオイホノオ」。フィクションの率はわからないが私は全部事実と思って読むことにしている。そう思った方が…

唐突に原秀則

なぜこの名前を出したか、とある漫画の読者ならばピンと来ることだろう。 この漫画家にはちょいと複雑な感情を持っている。 初めて読んだ作品は「さよなら三角」。といってもたまに兄が買って来るサンデーで断片的に読んでいただけ。さよなら三角(1) (少…

「風立ちぬ」の魅力2

まずは先月の私のブログ記事の一部。 「序盤、宮崎駿の自伝映画を観ているかのような錯覚に陥った。」 「主人公が宮崎駿にとって実際は赤の他人であることが、なんだか不思議に思えた。」 そして例の鼎談からもうひとつ。 http://www.tokyo-sports.co.jp/ent…

「風立ちぬ」の魅力

山本寛監督(39)、中村亮介監督(37)、伊藤智彦監督(34)による鼎談を読む。 http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/anime/180240/ すまん、ひとりも知らない。みんな若いなあ。 少し前に「風立ちぬ」のことをブログに書いたが、この映画の何がいいと感じ…

風立ちぬ

ジブリアニメを観に行ったのは2008年の「ポニョ」以来。5年ぶりだぁ。平日はすいてるなあ。30人も入ってなかったんじゃないか。 序盤、宮崎駿の自伝映画を観ているかのような錯覚に陥った。いやいや主人公が宮崎駿と似ていると感じたわけではない。一場面一…

安孫子素雄と満賀道雄

「まんが道」「愛…しりそめし頃に」の満賀道雄は不思議とモテる。作中では「成就」こそしないものの、何人もの女性に気に入られる。 高校の同級生「桜井涼子」(古い版以外では「桐野涼子」or「霧野涼子」になっているらしい)、新聞記者時代の後輩「竹葉美…

「まんが道」完結

藤子不二雄Aの作品の中で最も好きな「まんが道」シリーズ。 完結すると知って、少し前に「あすなろ編」からすべて読み返してみた。 最新作「愛…しりそめし頃に…」はもっぱら古本屋で買っていたけれど、43年目の完結という節目に敬意を払って最終巻は新品を…

群がるネット右翼にチクリ

漫画家の佐藤秀峰氏が、フジテレビの行為に憤って絶縁宣言。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000032-rbb-ent 自作の関連書籍が契約なしに販売されていたというから、その怒りはもっともだ。 さてフジテレビといえば黙っていないのが「愛国心…

こんな作品を選んでいた

その昔、私設の「手塚治虫メーリングリスト」に入っていた。 併設されていた「手塚治虫メールマガジン」で、ある時期、手塚漫画の私的ベストテンを募集していた。たった一度参加したオフ会で、主催者から「書いて下さいよ〜」と頼まれた。投稿が少ないのだと…