レトロゲームレビュー

80年代のコナミ:アーケード編2

「コナミ80sアーケードギャラリー」、遊んでみると「ロックンロープ」が一番心地よい。いやね、この年になると忙しいゲームは疲れるし面倒くさいの。その点ロックンロープだけは反射神経があまり要求されないのでオッサン向けである。(親がシューティングゲ…

80年代のコナミ:アーケード編1

最近ちょっとコナミづいている。80年代前半のコナミは、スクランブルをはじめ、それなりの水準のゲームを作ってはいた。私は「ロックンロープ」と「ジャングラー」が好きだった。とはいえナムコのセンスや洗練度に比べると一段も二段も劣って見えたのも確か…

ロードランナー

スペルは「Lode Runner」。lode=鉱脈ふと遊びたくなったんですけどね、昔のまんまのやつが意外にないんですねえ。それで結局この初代プレイステーション版をエミュレーターで遊ぶ。ロードランナー レジェンドリターンズ SuperLite 1500シリーズサクセスAmaz…

ドラゴンスピリットBGMの謎

「ドラゴンスピリット」1987年ナムコ。このゲームのBGMのカッコよさが当時話題になった。かくいう私も気に入っていた。ただ、これの1面と6面のBGMが、どこかで聴いたことがあるような気がしてならなかった。完全なオリジナル曲ではないのではないかと思っ…

MSXvs.ファミコン(コナミ編)

ナムコ編と同じく10点を取り合う形で勝敗を決める。 コナミのMSXチームはすごいぞ。そんなに好きじゃないけどすごいぞ。 とはいえファミコン版はあまりやったことないから比較できるものが少ない。 移植はMSX、ファミコンいずれもコナミ。 グラフィッ…

MSXvs.ファミコン(ナムコ編)

なんですか藪から棒に。 なんとなくやりたくなったもので。 原則として同一タイトルを比較し、各ゲーム10ポイントを取り合う形で採点。但しグラフィックは採点基準に含めない。 まあMSXがどこまでファミコンに食い下がるかという趣旨になってしまいますが…

ドラクエを語ってみる11

生前の淡路恵子のドラクエ好きは有名らしい。 この人は時間を「やり過ごす」手段がほしかったんじゃないかと勝手に思っている。ま〜単純に好きだっただけかも知れないけど。 奥の深いゲームは疲れる。将棋なんか1局打つのも大変だ。シューティングゲームな…

ドラクエを語ってみる10

前回紹介したドラクエ7シナリオ差し換え説。 http://towerof.web.fc2.com/dq7nz.htm ドラゴンクエスト7の最後の敵は構想段階では主人公の親友「キーファ・グラン」で、この話は仲良し二人が勇者と魔王として対峙せねばならなくなった悲劇だったのをあまり…

ドラクエを語ってみる9

イースというゲーム 1987年に「イース」というARPG(Aはアクティブまたはアクション)が発売され、大ヒットした。(翌年の「イースII」も大ヒット。) ストーリー重視のRPGの先駆けで、道筋を知っていればクリアするのに3日とかからないという、当時のPRGの…

ドラクエを語ってみる8

ドラゴンクエスト1が無料で遊べると知ってiPadで遊ぶ。 操作に慣れるまでは少々手が疲れたが、慣れるとなかなか快適。操作性の悪さに早々にリタイヤする人が続出したそうだが、やりやすい方法を「探す」ってことをしなかったんじゃないか。ただ、半キャラ単…

ドラクエを語ってみる7

引き続きドラクエ7の話を中心に。 クエスト制 クエスト制という形式のRPGがある(「ドラゴンクエスト」のクエストとは意味合いが違う)。 仕事の依頼を受ける→クリアする、という繰り返しでキャラクターが育つというもの。基本的にストーリーはコマ切れだが…

ドラクエを語ってみる6

すぎやまこういちという人 ドラクエシリーズに今ひとつ興味を持てなかった理由のひとつに音楽がある。 高い人気をかれこれ30年近くも持ち続けているドラクエシリーズの音楽を、私は好きになれない。 理由を聞かれてもうまく答えられない。しいて言うなら、鼻…

ドラクエを語ってみる5

「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」(2000年発売) これがシリーズ中最も酷評された作品と知ったのは少し後のこと。 まず、360度回転の3Dマップというシステムに悲鳴を上げた。画面を回転させなければ見えない階段や扉があちこちに。これがゲームを面…

ドラクエを語ってみる4

私の最初のマトモなドラクエ体験は、2013年9月にリリースされたネットゲーム「モンスターパレード」。タダだからやってみた。 とはいえ本流のドラクエとはまったく別のゲームだから、マトモとは言えないかも知れない。 仲間のモンスターを集める。旅(パレー…

ドラクエを語ってみる3

脇道それてます。 ノスタルジックに楽しむ 発売を待ちわびて買った最後のゲームソフトは1990年の「ルーンワース」(T&Eソフト/MSX2)にまで遡るのではないか(野心作ではあったが名作ではなかった)。以後、愛機MSX2が廃れて行くのにつれてゲームへの関心も…

ドラクエを語ってみる2

大晦日になぜにドラクエ談義。 背景 後年ネットで知ったことだが、パソコンユーザーの間でまことしやかに語られているのが、クリスタルソフトというゲーム会社とエニックス(ドラクエ)との因縁。 1984 夢幻の心臓 1985 夢幻の心臓II 1986 ドラゴンクエスト …

ドラクエを語ってみる

ファミコンvs.パソコン 80年代のファミコン人気はすごかった。マリオブラザーズを筆頭に任天堂ゲーム群を私も遊びまくった。トモダチんちで……。はい、持ってませんでした。 私が持っていたのはMSX1。これが周りにバカにされるんだわ。16色のグラフィック、1…

ドラゴンスピリットの本

厳密にはゲーム本。 学生時代に発売され、金がないないと手をこまねいているうちに売り切れてしまった、わが青春の落し物。 これが定価よりちょっと高いくらいの値段で売っていた。買ってどうするのかを考えずに買った。 当時これがほしかった理由は、全ステ…

パックマン30周年

レビューはしませんが。 http://pacman.com/ googleロゴが今すごいことになってます。「Incert Coin」をクリックしよう。 私のブラウザでは勝手にスタートしてしまうがバグか? ちなみにスタート後に「Incert Coin」をクリックすると……。 いつまで続くんだろ…

光栄「水滸伝・天命の誓い」

まあそういうことです。 これまた高校時代に遊んだ。PC-88版は友達が遊んでるのを「面白そうだな〜」と横目で見ただけで、実際にプレイしたのはMSX2版。 光栄の初期の三国志シリーズには、「中盤以降が簡単すぎてつまらない」という欠点がある(4以降は知ら…

光栄「三国志」シリーズ

私は光栄贔屓ではないけど、やっぱり面白かったな。現コーエー。 プレイしたことのあるゲームはそれほど多くない。 蒼き狼と白き牝鹿(MSX、FM-7)→クリアできず。反乱多すぎ。 蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン(MSX2) 信長の野望・全国版(MSX、PC-88) 水…

T&Eソフトのシューティングゲーム

T&Eソフトのシューティングといえば、レイドックシリーズがあまりに有名だ。が、異論はあると思うがT&Eソフトにとってシューティングゲームは得意分野ではなかったと私は思っている。 ひとことで言えば「練り込みが足りない」。 操作感覚 シューティングゲー…

ルーンワース2,3

続編はPC-9801版しか発売されず。8ビット機が急速に衰退し始めた頃だったせいかMSXやPC-88には移植されなかった。そこそこ売れていたようだがなぜかX68000への移植もなし。 プロジェクトEGGで買えます。 http://www.amusement-center.com/project/egg/ タイ…

ルーンワース 黒衣の貴公子

T&Eソフトの代表作「ハイドライド」シリーズ完結後に発表されたARPG「ルーンワース」シリーズ第一作。PC-8801版とMSX2版が同時期に発売、後にPC-9801、X68000にも移植された。 タイトル:ルーンワース 黒衣の貴公子 発売年:1990〜 機種:MSX2、PC-8801、PC-…

反生命戦機アンドロギュヌス

発売当時、買ってしまったのですよ。見かけ倒し会社と知りつつ、その見かけに釣られて。俺のバカバカバカ。 タイトル:反生命戦機アンドロギュヌス 発売年:1989 機種:MSX2、PC-8801 開発:日本テレネット 下から上にスクロール、つまり降下して行くという…

日本テレネット

かつて日本テレネットというソフトハウスがあった。2007年に事業停止。きゃんっ。 ゲームは概ねつまらない。ハードウェアの仕様を超えるアクションゲームを作ってはコケていた。どのゲームも一見面白そうなのがくせ者で、買ったその日に後悔したユーザー数知…

グラディウス(コナミ)

MSX版(1986) ファミコン版の少し後に発売された。 色数は僅か15(「透明」を加えると16色)、スクロールは8ドット単位、スプライトは単色で横に4つしか並べられないという、ファミコンユーザーの嘲笑の的になっていたグラフィック機能にも関わらず、ファ…

コナミとMSX

コナミのゲームはあまり好きではなかった。と、のっけから身も蓋もないことを言う。但しこれはMSX版に限っての話である。他機種やアーケード版についてはよく知らない。 MSXはコナミで持っているとさえ言われていたくらい、コナミのMSX版ゲームはどれも完成…

ムカシハヨカッタ

レトロなゲームに関するサイトを時々あさっては見入っている。特にMSX。ブログに新カテゴリを作ろうかと思いつつ先延ばしになっていた。 サーチエンジンの検索結果は圧倒的に2ちゃんねるのスレッドが多いんだよな。クリックする気になれん。 最近見付けたサ…

MSX MAGAZINE 永久保存版3

いつの間にか発売されている。表紙は「ゲームセンターあらし」かい。 http://www.ascii.co.jp/pb/ant/msx/ レトロゲームがたんまり収録されている。目玉はかの「プリンセスメーカー」。養父となってステキな王女を育てるという、エロゲームより数段気色悪い…