「風立ちぬ」の魅力2

まずは先月の私のブログ記事の一部。
「序盤、宮崎駿の自伝映画を観ているかのような錯覚に陥った。」
「主人公が宮崎駿にとって実際は赤の他人であることが、なんだか不思議に思えた。」
そして例の鼎談からもうひとつ。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/anime/180240/

老人の独り言です。伝える気が全くない。(山本寛)

つまり「風立ちぬ」は宮崎駿の独り言だというのだ。
私にはそこがよかったんだろうな。
(補足しておくと、山本氏は鼎談メンバーの中で最もこの映画を褒めている。)