忘れたころにみやたけし。時系列遡る。
ミルク捜査日記(1983年-1984年、月刊少年ジャンプ)
Yahoo!ブックストアで初めて読んだ。
- 作者: みやたけし
- 出版社/メーカー: オフィス漫
- 発売日: 2014/03/02
- メディア: Kindle版
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時期としては「はしれ走」とかぶっている。つまりまだ勢いのあった頃。ギャグマンガだけど、ギャグセンスに陰りが感じられる。
序盤はギャグが空回りしてしょうもないなと思ったが、徐々にこなれて来て、そこそこ楽しめる漫画にはなっている。
はるかなビシ(1984-1985、週刊少年サンデー)
テニス漫画。再読。当然のごとく主人公がケガします。
- 作者: みやたけし
- 出版社/メーカー: オフィス漫
- 発売日: 2014/01/06
- メディア: Kindle版
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人気は出なかったようで尻切れトンボの全3巻。
キャラが一応立っていたのが主人公の兄貴だけというのがちょっと。主人公は「ブンの青シュン」タイプ。つまり無駄に明るい天然キャラ。いっそ葦谷タイプの兄貴を主人公にした方が面白かったと思う。いやしかし弟がいなくなるとギャグ要員がいなくなるか。う〜ん。
ギャグはさえているだけに、惜しい作品だったと思う。
夏の球児たち(1985-1986、月刊少年ジャンプ)
えっと、「はるかなビシ」と大体同時期の連載か。Yahoo!ブックストアで初めて読んだ。
- 作者: みやたけし
- 出版社/メーカー: オフィス漫
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: Kindle版
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なんだけど、どいつもこいつもキャラが立っていない。最後までちぐはぐな漫画だった。恒例、主要キャラの大ケガはモチロンあり。
みやたけしの迷走はこのあたりから始まったのかも知れない。
80年代のみやたけし作品で私が読んだのはこれで全部。
残るは90年代、2000年代それぞれ1作品。