脇道それてます。
ノスタルジックに楽しむ
発売を待ちわびて買った最後のゲームソフトは1990年の「ルーンワース」(T&Eソフト/MSX2)にまで遡るのではないか(野心作ではあったが名作ではなかった)。以後、愛機MSX2が廃れて行くのにつれてゲームへの関心も薄れて行った。ドラクエシリーズについても、ブームが視界に入っていたのは4(1990年)まで。
それ以降は、買うゲームといえば中古品やレトロゲームの復刻版が殆ど。生まれて初めて買ったゲーム機「プレイステーション」にしても、お目当ては「ナムコミュージアム」。もはやゲームはノスタルジーの対象になり、遊ぶ時間そのものも減って行った。
ゲームというものはやり出すとなかなかやめられず、たくさん遊んだからといって満足が得られるわけでもない。そして満足できないからまた遊ぶという悪循環。距離を置くことができればそれに越したことはない。
が、不毛と知りつつもふとゲームをしたくなることがある。それで突然「水滸伝」(光栄)で遊んだり、レトロゲームの有料配信サイトで「グラディウス」をプレイしたり、人知れずハンゲームのネットRPG「チョコットランド」で遊んだりする。ひとしきり遊ぶと、またピタリと遊ばなくなり、数ヶ月ないし数年後にまた遊びたくなる。遊び出すと大抵やりすぎて後悔するが、また遊んでしまう。