ツー・ステップス! (わくわく読み物コレクション)作者: 梨屋アリエ,菅野由貴子出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見るテーマは「いかに空気を読むか」。ちがう。 読んでい…

映画が面白かったので小説も。半年がかりで読破。あ、薄い文庫本１冊です。第三の男 (ハヤカワepi文庫)作者: グレアムグリーン,Graham Greene,小津次郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (32件…

なぜに女性は「カワイイ」ものを好むのか。 それは母性本能の発露にほかならないのだよキミィ。という理屈は非難の的になりやすい。 若い女性が赤ん坊を見てカワイ〜と言うのは「言っているだけ」と内田春菊は言う。そうかも知れないなと思う。 ではぬいぐる…

日本人は150グラム大きい脳で考える ジェンダー論争 一口にジェンダー論争といっても「能力的性差は存在しない」だったり「能力的性差は存在するが全て後天的なもの」だったり「能力的性差は傾向として表れるが例外の存在をより考慮すべき」だったりで、単純…

日本人は150グラム大きい脳で考える 第三章「こんなに違う男の脳と女の脳」からいくつか。 「話を聞かない男、地図が読めない女」。女性の脳は言語能力に優れ、男性の脳は空間的・三次元的な把握に優れている。 男の胎児は右脳の成長が早く、左脳の成長が遅…

日本人は150グラム大きい脳で考える 仕事か育児か 私はジェンダーフリー論が嫌いである。しかし反ジェンダーフリー論はもっと嫌いである。なんて、ジェンダーフリーなんて曖昧な単語を好きの嫌いの言ってもしょうがないのだが、まあ言ってみたかったんです。…

日本人は150グラム大きい脳で考える この本のレビューの先頭に「とんだ疑似科学だ」という題のものがある。評価は☆１つ。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569640982/249-5531739-3032325?v=glance&n=465392 この人の言うところの「科学」ってなんだろ…

いただきものの本を読む。日本人は150グラム大きい脳で考える作者: 阿部聡,小松成美出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/05/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る第１章では「ネオテニー」なる人類の進化の一説を基軸に日本人の国民性…

１年以上前に買って紛失していたのを発見し表題作のみ読了。梨木香歩の作品は初めて読む。西の魔女が死んだ (新潮文庫)作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/08/01メディア: 文庫購入: 67人 クリック: 1,056回この商品を含むブログ (971件) を…

夏のこどもたち (角川文庫)作者: 川島誠出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/06/25メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (57件) を見る表題作以外にも何編か。と言いつつ、やはりこの作家を語る上で真っ先に上げるべきは表題作なのだろうな…

火車 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/01/30メディア: 文庫購入: 47人 クリック: 454回この商品を含むブログ (460件) を見る推理小説というジャンルには取り立てて興味を持ったことがない。この小説は私の乏しい読書歴に照ら…

「禁じられた遊び」がしんどいので「冷静と情熱のあいだ」のBlu（青）を平行して読む。冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)作者: 辻仁成出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (123件) を…

５年か10年ほど前に古本屋で買ってそのままだったのを見付けて。禁じられた遊び (角川文庫 赤 258-1)作者: フランソワ・ボワイエ,花輪莞爾出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1970/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る面白くはあったが翻訳も…

深く勘当。もとい、不覚にも感動。空色の地図 (ハートウォームブックス)作者: 梨屋アリエ出版社/メーカー: 金の星社発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ (16件) を見るさて今年は10冊以上読めるかどうか。去年は勘定しな…

「好きな小説のジャンルは」と聞かれたら、迷うことなく「ラブストーリー」と答えません。 １年ほど前に100円で買ったのをようやく読んでみた。冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2001/09/20メディア: 文…

リアルタイムで読んでいる唯一の漫画。面白い。「茜ちゃん」の顔の描き方がすごい。姪か誰かの落書きに受けてそのまま使ったんじゃないかとか思ってしまう。舞姫(テレプシコーラ) (8) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)作者: 山岸凉子出版社/メーカー: メ…

これ以上暇になってどうするというくらい暇なのが更に暇になり今江祥智講演会チケットは早めに手に入りそう。

危機もなにもオフ会なんてないんですが、東京クレヨンハウスでの講演当日（19日16時〜）は会場に行けるのがギリギリになりそうで、チケットが買えるか心配だ。今まで買えなかったということはないが立ち見の出る年もないではないだけに。 あてもなく絶叫。誰…

第15期７回目 今江祥智さん（童話作家） 『ぼくのメリーゴーランド』 ＜東京店＞11月19日（土） クレヨンハウスB1レストラン広場 開演：午後4時〜 ＜大阪店＞11月12日（土） 劇団ひまわりビル 開演：午後4時〜 ＊当日券 2,500円 （開店11時より子どもの本売…

享年77歳。 http://www.asahi.com/obituaries/update/0626/001.html

２年半前に100円で買ってそのままだった「ロッカーズ」読了。 以前「虚無感」という言葉を使ったが、今まで読んだどの作品よりも虚無的だ。 以前「クール」とも言った。確かにこの作品も情緒的な描写は皆無といっていい。だが、なにかじめっとした雰囲気に覆…

発売されてる。1,000円＋送料210円だそうです。 http://www.mitsumura-tosho.co.jp/ やはり川島誠、江國香織も名を連ねている。

「夏の子どもたち」文庫版が来月刊行。 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200312000189

私としては実に珍しいことに、川島誠の本３冊を１週間ほどで読み切ってしまった。必ずしも「一気に読ませる＝傑作」とは思わないが、そうした吸引力を持った作品群であることは確か。抑制された精緻な筆致は一貫して変わらないというのに。（川島誠は、砕け…

ファンというほどでもないが極めて個性的な作家として気になり続けているのが川島誠。今江祥智ご推薦ということもあるが、作家としての力量は疑うべくもない。 知性型・直感型という分け方をするならば、川島誠は知性型の最右翼ということができるだろう。（…

ケストナーの「飛ぶ教室」でなく、今江氏がかつて編集していた児童文学誌が今年復活するそうです。前と同じく季刊かしら。毎号買ってみようかな。

一緒に行きたいというあまたの声を振り切り一人で行って来ました。 今江氏は編集者としての顔も持ち、何人もの作家を世に送り出している。 江國香織 知名度で言えばその筆頭は江國香織だろう。直木賞取ってたんだ。知らんかった。彼女は児童文学でデビューし…

私が一番好きな作家である。児童文学界の重鎮ながら童話で賞を取ったことがないという不思議な人。「小さな青い馬」「どろんこ祭り」「ちからたろう（再話）」などは小学校の国語の教科書に載ってもいたので、名前は知らなくとも作品に触れたことのある人は…