オーディオシステム仮リニューアル

コンポ1台目:AIWA製ミニコン

コンポというやつを初めて買ったのは確か大学時代。

AIWA製の安くて図体のやたらとでかいミニコンポ。CD、ダブルカセット、ラジオと揃って3万円くらいだったか。値段通りの音質だったと思うがそこそこ満足していた。

後からレコードプレイヤーも買い足した。

コンポ2台目:SANSUI製ハイコンポ with 5.1chサラウンド

2度目は1998年。オーディオマニアの掲示板に乱入して「予算10万程度でおすすめの機器ないすか~」と大雑把な相談をしたところ、親切な人が困惑しつつも「ハイコンポが手頃では。その価格帯ならメーカーはどこも大差ないので好みで」とアドバイスをくれた。ちなみに当時ハイコンポという言葉すら知らなかった私だ。

当時ネット通販は黎明期(楽天市場のださださサイトなどは今ではとても想像できないだろう)で、製品情報を収集するには店舗に足を運ぶ方が効率がよかった。

カタログをかき集めてみると、ハイコンポは数あれど、そこは私の悪い癖で、変なものをほしがる。5.1chサラウンドシステムですよ奥さん。サラウンドプロセッサも含めて手頃な価格となると、なかなかない。安すぎるか高すぎるかのどちらか。うっかり安いものを買ってもいいような気にもなったが、それでは前のAIWA製と大差なくなってしまう。

最終的に高価でも廉価でもないハイコンポとして選んだのは山水(SANSUI)製。

サラウンドはそんなにいいもんでもなかったという話はおいといて、なかなかコストパフォーマンスのよいものを買ったと今でも思う。が、サラウンドプロセッサが故障して修理に出したら「症状確認できず」と突っ返され、以降不自由な環境ゆえCDを聴くこと自体が面倒になり、あまり音楽を聴かなくなってしまう。

ついでに山水電気も2012年に倒産。SANSUIブランドはドウシシャが受け継いでいるとか。

これが壊れた。

ちなみに症状は長時間聴くとノイズが発生すること。特に夏はCD1枚聴けなかった。しばらくコンセントを抜いて冷やすとなんとか聴けたけど。

 最初に本格的に壊れたのは、やはりCDプレイヤー。そこでまた変なの買いました。これ。

パイオニア CDチェンジャー 25連装 PD-F25A

パイオニア CDチェンジャー 25連装 PD-F25A

  • 発売日: 1997/10/01
  • メディア: エレクトロニクス
 

 これが実に優れもので15年以上持った。昨年とうとう故障し、同じようなものを探すも見付からず。今となってはデジタルデータ化すれば無用の長物ということか。

さて更に問題となった新たな症状は、CDの再生を始めてから数分間右のスピーカの音がちゃんと鳴らないというもの。ネットオークションで同じサラウンドプロセッサ(V11)を買ってもみたが改善されず。代替機器がないため原因の切り分けも困難で、これまたズルズルと。

我慢して聴き続けること数年、とうとうまともに鳴らなくなり、時期を同じくしてCDチェンジャーも動作がおかしくなり、CDを再生できる機器がパソコンのみになりにけり。

機器探し

20年ぶりのオーディオ機器リニューアル。その間発売したオーディオ機器で最も革命的だったのはiPodだろうか。以後、音楽はデジタルデータで聴くのが常識となっていった(らしい)。

私はというと、ヘッドホンやイヤホンを忌避するという若い頃からのわけのわからないこだわりでもって機器を探し始めた。しかしCDチェンジャーは入手困難、ハイコンポ向けCDプレイヤーは高価すぎ、何をどう揃えたらいいかわからない。

コンポ3台目

結論としては「とりあえずの1台」というスタンスでやっすいの買いました。 

パナソニック CDステレオシステム シルバー SC-PM250-S

パナソニック CDステレオシステム シルバー SC-PM250-S

  • 発売日: 2015/05/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

 Yahooショッピングでいちまんさんぜんえ~ん。

正直、興味があったのはこっちなんだけど。 

CDステレオシステム SMC-150BT

CDステレオシステム SMC-150BT

  • メディア: エレクトロニクス
 

 いやもう見て下さいよ、このデザイン、この価格。しかもSANSUIブランド。ユーザーの評価真っ二つ。こういうわけわかんないのほしー。

けど我慢しましたよ。届いたパナソニック製コンポを、これじゃない、これじゃない、と思いながらセットしましたよ。

ただでは起きぬ

これで落着と思ったら甘い。まずはこれを見よ。

わがスピーカ群。

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バカとはなんだバカとは! 言っただろ! 心の中で言っただろ!

一応説明しますとねーー。

AIWA製:センター

後方外側のでかいのが大学時代に買ったAIWAコンポ付属のSX-Z5000。高さ45センチ。わがサラウンドシステムでセンタースピーカやってました。ヤフオクで100円とかで出品されているレベルですな。これはもう捨てる。さすがに捨てる。

SANSUI製:エース

 その隣がSANSUIのS33。うちのエースです。いい音じゃないかなと感じてましたが、ネットの評判も上々だったのでいい選択だったようです。

TEAC製:リア

中央の2つはTEACのS-250。リアスピーカ担当。なにせリアなんて音質の良し悪しはよくわからない。かなり安かったと記憶しているが中低音がちゃんと出ていたのでいい買い物だったと思う。右の色が褪せているのは窓際に置いていたから(写真見て初めて気付いた)。

SHARP製:補欠

そして前列のはわりと最近人から貰ったSHARPのSD-CX2。結構いいモノだということで鳴らしてみたが、残念ながらSANSUI製に比べてかなり音が軽かったので使う機会がないまま。ミニコンポもくれると言ってくれていたので、いただいておけばよかった(処分しちゃったみたい)。

 

他にもSANSUI製のちっちゃすぎて役に立たなかったサラウンドスピーカ4つ(捨てたかも)とか、同じくSANUSI製サブウーファーとか、MIDIで使ってたVESTAX製のアンプ内蔵スピーカとかあるけど省略。

 使わぬ手はない

とりあえず普通に設置。

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うん、音は鳴った。音の良し悪しはよくわかんないね、うん。「サラウンド」という機能は要するにリバーブみたいな効果ですか。これはOFFにした方がいい感じ。

さてお次。安いコンポを買った一番の理由はこれ。

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SANSUI製S33に選手こうたーい。

音の違い? うん、よくわかんないね。私のボンクラな耳だとですね、まず一方のスピーカで数日間聴いて、それから交換するくらいでないと区別できません。

でもまあよし。新品スピーカは棚へ直行と相成る。ごめんね。

ただ低音はやはり物足りない。サブウーファーを使いたいが繋げられない。

 

それに、なんだかんだ言って5.1chサラウンドへの未練はある。なぜなら冨田勲のCDをたんまり持っているからであーる。

オーディオ環境については余談もあるが、それは後日。このどうでもいい本編の更に余談だから本当にどうでもいい話であるということはあらかじめお断りしておく。