珍しく音楽を聴く気になったのは、電車の中で読んだエッセイの文中に「シェエラザード」の文字を見たからである。
久しぶりにデッキで再生。音飛びまた音飛びで1分たりとも進まず。前にマドレデウスの「無限の愛」が聴けなかったのはCCCDだからではなかったのか。アンプはコードの接触が悪く、サラウンドプロセッサはだいぶ前から長時間の稼動に耐えられなくなっており(ノイズが入る)、今度はCDプレイヤー。買ったのは結構前でもそんなに使ってないのにな。無事なのはカセットデッキのみだが使い道なし。
結局「シェエラザード」はパソコンで再生しコンポに繋ぐというやり方で聴いたが、どうも集中できない。なんとかしよう。
「シェエラザード」はマゼール盤を2枚持っているだけ。ベルリン・フィルとクリーヴランド。お気に入りは前者。80年代のベルリン・フィルのボテッとした音(録音のせいもあるらしいが)はあまり好きではないが、この演奏ではそれがツボにはまっている。この曲の決定版という評価は得ていないが、マゼール普通路線の名演だと思う。
- アーティスト: マゼール(ロリン),リムスキー=コルサコフ,ラフマニノフ,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/09/25
- メディア: CD
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