日本のファディスタ達を育てたアントニオ・パレイラ(ギターラ)とデボラ・ロドリゲス(歌)の来日ツアー最終日。
音楽的にどうこうは語れないが、日本人によるファドライブを見慣れた者から見ると、月並みすぎる表現だが、ポルトガルで長年活動を続けている二人にとって、たとえ異国の地であってもファドハウスは「庭」のようなものなのだなと思った。
そしてその一方で、決して満足度の低いライブではなかったけれども、多分彼らにとって会心のライブではないとも思った。演者の経験や実力とは関係なしに、「あっ、今日はハマった」と聴いていて感じる瞬間のあるライブとそうでないライブある。
ファド発祥の地で活動を続ける人達の一級品の実力に驚嘆しつつも、その一方で日本でライブを重ね、心に残る「瞬間」を積み重ねている日本人のファドミュージシャン達の日々の活動の尊さを思った。
場所
銀座
メンバー
ネット仲間
人数(自分含む)
2名
酔い加減
C:ほろ酔い第1段階
所見
ワインの銘柄をメモするの忘れた。
メニューでアレクリムのすぐ下に載っていたやつ。おいしかった。
ライブ後は近くの店でロングのカクテル1杯。何飲んだっけ。