プロレスリング・ノア in 武道館(7.15)

ソルーフ

202センチとはでかいねえ。81年生まれの25歳。キャリア4年弱にしては動きがぎこちなかったが……。
http://www.noah.co.jp/news_detail.php?news_id=237&td=20070707

ダニエルソン

この選手にはジュニアよりヘビーとやらせたい。特に秋山と。翌日の潮崎戦もちょっと気になる。

鈴木鼓太郎&リッキー・マルビンvs.ブリスコ兄弟

「引き分け狙いが見え見えじゃん」な見方がネット上にたくさんあるが私の見方は違う。それなら前回の対戦と「同じように」やればとりあえず盛り上がるわけで、実際は今までの合体技を互いに受けない場面が散見。つまりは両チーム共に勝ちに行った結果の凡戦だと。4者の疲れもありありと見えた。リーグ戦てのはきついんだな、やっぱり。
終盤レフェリーがダウンし、後味の悪い引き分け。場内のブーイングは誰に対するブーイングだったのかいまいちわからんのだが、結末に不満だからとりあえず「ブー」か。
表彰式で優勝者KENTAがマイクを握る。
「おいチャンピオン、しょっぱい試合するからこんな雰囲気になっちゃったじゃんか。今度俺達の挑戦を受けるかどうかここで言え」とかなんとか。
で、鼓太郎「いつでもやってやる」。不器用なんだなあ、鼓太郎は。
「こんなに説得力のない“いつでもやってやる”を初めて聞いた」と追い討ちをかけるKENTA。ここはクソミソに言ってやらなければ鼓太郎が却って惨めな場面。観客の気持ちと鼓太郎の価値を落とさないこと双方に配慮したKENTAの裁量はちょっとしたものだった。

秋山&力皇vs.志賀&川畑

期待以上でも以下でもない試合、かな。とりあえず、私が勝手に決めていた本年の志賀のテーマ「GHCタッグ挑戦」が実現したこともあり、一応満足。今後本格的に戦線に加わってほしいところ。
ロールパンっていう合体技、かつてのファンタスティック・フリップだよね。

三沢vs.田上

武道館メインで三沢vs.田上か。むふ。今回はジュニアが主役ということで、あえて注目度の低い、しかし当人同士には意義深いカードを持って来たという感じかな。三沢の調子がよさそうだった。
「互いの技を確かめ合うような」という形容のぴったりな試合。好勝負とは言い難い内容だが観客が勝手に盛り上がってた感じ。今回はやることに意義があるということで私としてもOK。時代にひとつの区切りが付いた気がする。
三沢の勝利者インタビューがバカ受けだったが殆ど聞こえなかった。アナウンサーがちゃんと「こういうコメントでした」とか復唱するような機転を利かせてくれていたらなあ。若手だったようだから仕方ないか。