わが田園交響曲

5月27日 みなとみらいホール
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ、ドイツ・カンマーフィル
曲目:ベートーヴェン交響曲6番、7番 コリオラン序曲(アンコール)
パーヴォ・ヤルヴィは1962年生まれの若ハゲ(すまん)。
ベートーヴェン6番は私が退屈せずに聴ける数少ない交響曲のひとつ。7番ってどんな曲だっけ(すまん)。
会場でパンフレットを見て、演奏するのが室内楽団と初めて知る。まあ目をつぶって聴けば室内楽団と気付きもしないと思いますが。CDでは感じることのできない木管楽器のふくよかな響きが印象に残る。こりゃ音楽でなく音の感想だぁ。
一番安い3階席。右脇の張り出した席にしてみたが思ったより視界が悪く、舞台の左半分しか見えない。これからは舞台から遠くても正面にしよう。
2階と3階は客がまばら。第2部は適当な空席に移動するという泉さん直伝の技を試すチャンスだったが気にしながら聴くのもなんなのでやめておく。どの道第2部(7番)は上の空でしたが。評判は7番もすこぶるよかったみたい。
以前も書いた気がするが、楽章間の咳が病院のごとき凄まじさ。私も風邪気味でたまらずやってしまうことはあるが、風邪ひきがあんなに多いものなのか不思議だ。
「演奏後の拍手が早すぎる」とぶーたれるブログ発見。確かに自分がカンドーしてる時はむかつきます。上の空の時は気を付けよう。
それにしてもベートーヴェン交響曲のラストのくどさはいつ聴いても笑ってしまう。もはや堺正章の世界。くどいといえばカーテンコールもくどかった。今まで行ったオーケストラ公演はアンコールのないものばかりであっさりしたものだったが(客の反応の悪い時のマゼールとか)、あれが普通なのだろう。指揮棒を振ると見せかけてまた団員を起立させるフェイントで笑わせたりも。
終了後はサイン会やってたよ。指揮者のサイン会なんてあるんだ。