行くのか朝日

慰安婦誤報騒ぎ以来すっかり腑抜けて「中立病」などと揶揄されるまでになっていた朝日新聞の様子がどうもちがう。安倍政権が死に体と見てか?
これまでも、現政権、特に安倍首相に批判的な記事はないでもなかった。しかしそれは天声人語であったり高橋純子記者の「だまってトイレをつまらせろ」だったり、コラムに限られていたように思う。
「事実と論評を分ける」という最近の方針(らしい)の表れなのだろうけど、読んでいてもどかしかった。もし言語道断という思いが記者にあるならば、あえてそれを前面に出すのもアリではないかと思うのだが。


さて2日の朝刊。トップ見出しは増税延期の事実のみ。ここに「公約違反」の文字を入れても罰は当たらないのではないかと思う。だがそのすぐ下に「アベノミクス限界認めよ」と題したコラムを載せたのは○。欲を言えば「アベノミクス失敗を認めよ」としてほしかった。
2面以降はがんばってます。
「首相、説明ちぐはぐ」
「14年『増税再延期ない』→『新しい判断』」
「リーマン級を否定→『世界経済リスク』」
「野党『アベノミクス失敗』」
「TPP紛糾・対案たなざらし
「財政健全化 揺らぐ信頼」
「首相の会見 納得できぬ責任転嫁」
「甘利氏不起訴 政治不信深めたザル法


行くのか朝日。やるのか朝日。