無視すべきかせざるべきか

すっかり更新から遠ざかっているとはいえ、ホームページを持っていると、ごくたまに見知らぬ人から「頼みごと」をされる。
最初は、とある廃盤CD(私の所蔵CDとして公開しているリストに載っている)のことで。「何か情報をご存知でしたら教えて下さい」という要領を得ない内容。要するに「コピーしてあげます」と言ってもらうのを期待していたのだろう。無論、しらばっくれてワカリマヘンと返事した。
2度目はディアマンテス関連。挨拶もなにもなしに「“勝利のうた”の歌詞がラテン語?で歌いにくい。カタカナのルビを振ってFAXしてもらえないでしょうか。よろしく。」
「よろしく」ってなんだよ、「よろしく」ってのは。当然無視。これが5年くらい前。
そして今年。これまたディアマンテス関連。「アルベルト城間さんの所属プロダクションをご存じでしたら連絡先を教えていただけませんか?」やはり挨拶文なにもなし。70歳近い方らしい。この年代は、若い年代よりも却って手紙の作法を知らない人が多い気がする。ご丁寧に住所や電話番号まで打って寄越すあたり、礼を尽くす気持ちはあるのかなとも思い、ためらった末、ネットで調べて「ここかここがいいと思いますよ」と返信した。
が、1ヶ月近く経った今も、ひとことのお礼もなし。やっぱりだ。