ディアマンテスライブ in 南青山

あんれまディアマンテスのライブに行くの3年3ヶ月ぶりだよ。
月見ル君想フ」というそんなに大きくないライブハウスで「オレンジクローバー」というバンドとの2部構成。
いやもうギッシリ。狭い、動けない、椅子が固くて尻痛い。ここまで詰め込む店の根性が凄い。しかしこれくらいやらなきゃとても採算が取れないというのもわかる。
編成は正規メンバー3人のみ。アルベルト城間(ボーカル、アコースティックギター)、ターボ(エレキギターアコースティックギター)、トム仲宗根(エレキベース)。はてこれでロックできるんかいなと思ったのは杞憂で、まず細かく刻まれるアルベルトのギターがリズム音の役割を果たし、ベースも所々でバスドラムのような響かせ方をする。ラテン打楽器があればとは思うが、それほど不満は感じなかった。むしろ運搬の都合でかウッドベースがないのが残念だった。
元々大編成が好きというわけでもなく、3人のコンビネーションが堪能できて、これはこれで好きである。ムラッ気があると言われる演奏も冴えていたように思う。(それでもアルベルト城間の一枚看板バンドという印象は拭えないのだけど。やはり彼の力量そして存在感が否応なく突出してしまう。)
ただ、細かいことですぐ冷めてしまう性分ゆえ、徹頭徹尾心地よく聴き入るというわけには行かなかった。
MU-CHA-CHA-CHA……日本語歌詞(高柳恋)キライなんだよな。スペイン語で歌ってほしかったな。
片手に三線を……初期バージョンが断然好きなんだけどな。ライブバージョンはイントロも歌詞(の順序)もちょっとなあ。
ライブ中に頭の中でこんな愚痴をグチャグチャと。野暮ですんまへん。
意外にもライブ1曲目は「Si」。歌詞の内容からすれば、まずライブ終盤でしか歌われそうにない曲。以前私がシャレで、いきなり「Si」を歌って袖に引っ込み、以後アンコールを15曲、なんて書いたことがあるのだが。

その後

ライブ後に和民で軽く飲んで帰途につくと、あんれま駅でアルベルトとバッタリ。
私は帰りが反対方向だったが3人のマダム(大興奮)はアルベルトと同じ電車に。彼は無事帰れたのでありましょうか。