２ちゃんねる管理会社、実体なし…日本で運営か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000043-yom-soci
覚醒剤売買に関する書き込みを放置したとして、インターネット掲示板「２ちゃんねる」の関係先が警視庁の捜索を受けた事件で、掲示板の管理会社とされるシンガポール企業は、実体がないペーパーカンパニーだったことが現地での取材でわかった。
2ちゃん管理会社は海外の「ペーパー」報道 登記簿住所には「別会社」が入居していた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000007-jct-soci
ペーパーカンパニーと判明したからには、「譲渡」の目的は99％カムフラージュと言っていいだろう。せこい、せこすぎる。
要請放置、2ちゃんねるは急増＝削除されず、書き込み集中か―薬物売買も・警察当局
警察関係者によると、業務委託団体「インターネット・ホットラインセンター」は昨年上半期、サイト管理者などに対し7528件の削除要請をし、これに応じなかったのは3173件あった。このうち、9割超を2ちゃんねるが占めた。
削除しない理由として、2chの削除人連中に「俺達は警察を屁とも思ってないぜ」といった功名心があり、警察からの削除要請を意図的に無視しているという説を聞いたことがある。これまた真偽のほどはわからない。
２ちゃんねる 覚醒剤書き込み放置 「削除人」権限者は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000109-san-soci
（西村博之氏は）「最近の僕はといえば、２ちゃんねるを譲渡して管理人を外れ、その企業から何か相談をされたときにアドバイスをする『２ちゃんねるアドバイザー』」とも記しており、一定の関係があることをほのめかしている。
そして警視庁は「覚醒剤の購入をあおる「場」となった２ちゃんねるの不可解な実態の解明とともに、収益の流れが書き込みの放置と関係していないか調べを進めている。」と。その答えは……。
元管理人側に広告収入 ２ちゃんねる覚醒剤書き込み放置 当時の運営関与か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000510-san-soci
西村博之氏（３５）が役員を務める会社が最近まで同サイトの広告収入の一部を受け取っていたことが２８日、関係者への取材で分かった。（略）書き込みが放置されていた時期も西村氏が運営に関与していた可能性が浮上した。
「最近まで」ってのはどういうこっちゃ。うがって見れば証拠隠滅工作とも取れてしまう。
警視庁は「削除の最終権限者は誰なのか」を調査中、と。
警視庁が20人の「2ちゃんねる特捜班」 読売新聞も応援
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120402-00000022-pseven-soci
この動きに対して、ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう危惧する。
「そもそも掲示板の管理人がすべての削除依頼に目を通すことなど不可能。そこで2ちゃんねるでは、複数の人が自警団的に削除をしてきた。犯罪が起きたのは残念だが、一部のユーザーの不届きな行為で、掲示板自体を潰そうとすれば言論統制、表現の自由の侵害といわれても仕方がない」
なんだこりゃ。
タイヘンなんだからちょっとぐらいしょ〜がないじゃん、と言いたいわけ？
「放置した件数は、昨年上半期（1〜6月）3026件」
世間ではこういうのを怠慢という。無責任という。
井上さんにはこう言ってあげたいね。
「犯罪防止よりも責任所在隠蔽にご熱心な運営姿勢に目をつぶって言論統制などと騒いでいては、ひいきの引き倒しといわれても仕方がない。」
それにしても、責任者がわからない掲示板なんてものが、よくぞまかり通っているもんだ。本当に日本は法治国家なのかしら。
