前座2試合は悪い意味で「いつも通り」。もっと頭使え。
以下第3試合より。
森嶋&ヨネ&石森vs.小川&ウィリアムス&フィッシュ
ヨネにはほとほとうんざりだなあ。四方顔見せチンロック、花道助走ジャンピングニー(タッグだとパートナーにもやらせる)と、間延びするだけのお約束攻撃をまだやっている。ビデオなら迷うことなく早送りの場面。終盤には、連携で森嶋を持ち上げられず頭から落とす失態。
試合後、勝ち名乗りも受けずに先に退場する森嶋。も〜タッグ解消しようぜ。
フィッシュはバネがあって力があって、ダグ・ファーナスを彷彿させる面白い選手。とはいえこの日が31歳の誕生日と、年齢的には微妙なライン。
秋山&青木vs.斎藤&TAKA
秋山がいい。青木がいい。青木にはTAKAから取る!という気持ちがはっきり表れていた。「今日この試合で結果を出す」という心意気に欠けている若手がノア(というより代々の全日系レスラー)には多いが、青木は違う。最後はやられたがいい内容だった。
田上&KENTA&潮崎vs.高山&佐野&マルビン
殊勲は潮崎、かな。スタンドでの力強さは充分。じっくりしたシングルをもっと見てみたい。
小橋建太来場
小橋だ。
ムシキング・テリーvs.金丸義信
内容は悪くなかったが……。
最近のノアのジュニアでよく見られる絡みで大嫌いなものがある。丸め込みの応酬。互いにあからさまに体重をかけずに乗っかって切り返しやすくしてる(ことがある)のが見え見えなんだもの。白けますがな。
他にも、もっと妥協のない試合をするかと思っていたら、相手の持ち技を出しやすい体勢をわざわざ作る場面が多く、私の期待とは違う種類の試合だった。
ブラウン&ブキャナンvs.丸藤&杉浦
ど〜言ったらいいのか、ブキャナンにせよブラウンにせよ、私はあまり評価してないし、負け方にしてもあんなもんかなと思えるところではあるのだが。
来年はあれだな、力皇の復活を待って小橋&高山vs.秋山&力皇でベストバウトを取る方向で行こう。