プロレスリング・ノア in 武道館

会場に入ると、第1試合が始まったばかり。思ったより早く着いた。

三沢光晴潮崎豪vs.藤波辰爾西村修

鶴龍を観た世代の私だが藤波の全盛期は観ておらず、思い入れの強い方ではない。しかしそれでも三沢とリングで対峙する場面はいいものだ。職人にしてスター。いいなあ藤波。
潮崎は膝が相当悪い様子。リーグ戦の代償か。

斎藤彰俊vs.丸藤正道

丸藤の省エネ勝利と予想したが大はずれ。丸藤のおなじみの技をことごとく潰す斎藤。こうした読み合いを重ねて攻防が高度になるのはいいことだ。結果は丸藤が丸め込んで勝ち。

秋山準vs.森嶋猛

秋山の勝ちor引き分けの予想もはずれ。雪崩式の投げを森嶋が押し潰したあたりから雲行きが怪しくなった。胸を押さえて苦悶する秋山。勝負を賭けたリストクラッチエクスプロイダーが不完全だったらしく、バックドロップからラリアットで森嶋。またも後輩に負けてしまった秋山だ。丸藤の次はサモア・ジョー、森嶋と挑戦しそうな気配だから秋山の巻き返しは来年か。残念。

森嶋猛vs.丸藤正道

疲労困憊の森嶋とはいえ負けはないと思っていたら、ポールシフトで敗れる。はずれまくりじゃん。
だが今の森嶋の精神的な強さは、1月に三沢に挑戦した時とは比較になるまい。しかし減量の必要は感じていないのだろうか。腰を痛めたのならなおのことと思ってしまうが。
結果には不満だが興行としてはよく盛り上がっていた。