冬のトレンド

洋服の青山。サービス券とポイントのみでお買い物。
冬用のスラックスを2本。試着してふと横の鏡を見ると――おい、なんだその腹は。なんだその中年太り風の体型は。いや、中年太りそのものなのか。胸部から下腹部にかけての流麗な曲線。おのれはヒッチコック・ジュニアか。
エスト70のスラックスが店にないないと騒いでいたのはいつのことだったか。76を買いましたさ。
去年買ったセーターはなぜか目立つ場所に穴が空いてて着られないので仕方なく似たようなのを1着。そしてシャツ――というのか、とにかく上に着るやつは去年買ったのが意外とよれているので2着。
しめて10,820円。ん〜私としたことが1万円台の買い物をしようとは。全部バーゲン品ですが。
ああ、千円以下のシャツはやめました。さすがの私にも許容範囲外=人間の着るものじゃない。

お下がり人生

小学生時代の私は、ズボンのチャックが開いていても平気な子供であった。人に注意されれば直すが、それが見苦しいという意識がなかった。お下がりばかりのさえない服装で育ったせいではないかと今では思っている。その証拠に、兄弟は長兄、次兄の順におしゃれ好きだし、私は中学生になって制服を着るようになってからはズボンのチャックに気を付けるようになった。今でもたまに開け放してますが。はい、先ほども5センチばかり。