教材の選び方

今更言うのもなんだが教材選びは重要だ。

私がとりわけ警戒するのは「難しすぎる教材」を選んでしまうことである。

だいぶ前のことだが、手始めに2級の教材に手を付けた(教材名は忘れた)。とうの昔に合格していたのに、これが難しい。今の2級はこんなに難しいのか……と思いきや、最近の試験問題を解いたら9割正解できた。教材のレベルが高すぎたのである。(むしろ準1級対策として丁度よい。その意味で私には悪い選択ではなかった。)

準1級の教材でも、古いものを後回しにしている理由のひとつがこれだ。適切な難度かどうかわからないものよりも、最新かつ定番のものから手を付ける方が安全なはず。


そこで最近買った長文読解のテキストだが、思ったよりも易しくて少々拍子抜けしている。では自分が準1級試験に通用するのかとなると、これは怪しい。

2級に合格した時のことを思い起こすと、そもそも長文読解はほぼ全問正解できていた。一方文法や語彙問題は正解率7~8割がいいとこで、本番でも冷や汗をかいた。
翻って準1級、点数が取りやすいはずの長文読解で正解率は7割程度。文法・語彙ではもっと下がるはず。では手を付けるべきはどこかとなると、読解問題をやみくもに解くのは、楽だが成果はあまり期待できない。むしろ文法・語彙に重きを置くべきのような気がする。(リスニングやライティングのことはもはや考えたくない。)

とりあえず、この前2周解き終えた大学入試対策テキストの不正解問題を解き直してみるか。く、苦しい。