辺境の歌コンサート・松田美緒

3か国のミュージシャンのジョイントコンサート。
武蔵野スイングホール。遠いよ!
松田美緒(日本)
ナムガル(ブリヤート共和国
ナヌーク(グリーンランド


な〜んと、松田美緒がナビゲーター。おいおい大丈夫かいなと思ったが、しっかりこなしてました。いやいやボケが不発だったからむしろ失敗? うそうそ。
松田美緒は「クレオール・ニッポン」から数曲。

クレオール・ニッポン──うたの記憶を旅する[CDブック]

クレオール・ニッポン──うたの記憶を旅する[CDブック]

実はこのCDの収録曲を生で聴くのは初めて。何年も前から盛んにライブで歌っていたがタイミングが合わなかった。
自らライフワークと言い切るだけのことはある、お見事なステージ。鶴来正基(ピアノ)と渡辺亮(パーカッション)の伴奏も素晴らしい。
で、で、彼女に勝るとも劣らないインパクトを与えてくれたのがナムガルの歌声。
ブリヤート共和国=モンゴルの隣。チンギス=ハンの母の出生の地(らしい)。
元々はモンゴルと同じ種族だとかで、音楽もそんな感じ。で、そんな感じの歌声が神々しいというのか、どうにもこうにもありがたい気持ちにさせてくれるもので、思わず歌手を拝みたくなってしまった。
↓今日はこんなキツいメイクじゃなかったし(ヨーロッパでは東洋人はエキゾチックにメイクされる)。
ステップの遊牧民

ステップの遊牧民

伴奏者の一人が民族衣装+スニーカー+エレキギターというものすごい出で立ちだったのはご愛敬ということで。
http://www.harmony-fields.com/a-namgar/
オフィシャルサイトを見てみると(動画もある)、ギターやらドラムやらにぎやかな編成(あれれ、松田美緒とバンド組んでる鬼怒無月も共演してる)。私は今日みたいなシンプルな編成が好きだけどな。


アンコールで松田美緒とナムガルが一緒に「レモングラス」を(日本語で)歌う光景も忘れ難い。