7月中旬・参院選とか都知事選とか

選挙権を得て以来、国政選挙の結果には落胆することが殆どだったが、今回ほど暗澹たる気持ちを引きずった選挙はない。「国民が気付かないうちに少しずつ危険な方向に」って本当なんだな。
ちなみに神奈川選挙区は4議席中3議席改憲勢力民進党共産党の間で候補者数が調整できていたらと思う。

  • 選挙運動の時の光景。他人の子供の頭をなでる安倍首相。子供と握手する岡田氏。こういうところにも人の品性が出るね。
  • 選挙後に高齢の方2人と選挙の話をする機会があった。どちらも自民党には批判的だったが、やはり各政党への評価がとても漠然としていると感じた。「野党は批判ばっかりで独自の案がない」なんてのは与党の言葉を鵜呑みにしているとしか思えない。それぞれどう税を集め、どう使うかを提示しているのだが、それを見ていないか、見ても印象に残らないのだろう。結局、下品で内容がなくてもアピール度の高い党、候補者に票が集まる。
  • 藤野氏(共産党)の失言で野党が失速したそうな。しかし討論番組で党首が下卑た態度や支離滅裂な主張を繰り返したどっかの党はなぜ失速せんのか、そっちの方がよっぽど不思議だ。いや真面目にそう思う。
  • 「みんなでこの国をよくする運動が1億総活躍社会ですね。」(稲田朋美氏)こんな暴言を暴言と気付くことすらできない人達が自民党に投票する。
  • 「国民怒りの声」は公示後殆どネットで名前を見なかった。あの存在感のなさって何だったんだろう。面白い存在になってくれたらと思っていたが残念。そういう私も投票しなかったけれど。
  • 公明党支持層の23〜24%が一人区野党候補に投票。おかしいものにおかしいと言える信仰は尊い
  • 三宅洋平氏、安倍首相に電話で「立場は各々ながら、国を思い世界を憂う国士として同じ気持ちだと思っています」。いやそこは認めちゃイカンだろ。「国を思う」という言葉の裏にある欺瞞を抜きにして安倍政治は語れまいに。
  • 小池百合子氏、差別団体「しきしま会」「在特会」との関係を噂する声が後を絶たず。かつて国会で玉城デニー氏(生活の党)に「日本語読めるの?」と差別発言も。
  • 鳥越氏「(小池氏の病み上がり発言について)がんサバイバーへの差別だ」小池氏「これが選挙なんですよ」 つまり「選挙で勝つためには差別的発言で相手を貶めてもいい」と言いたいわけだな。国粋主義に差別主義。片山、稲田、小池、三原。自民党の女性議員ってこんなんばっかか。