選挙権を得て以来、国政選挙の結果には落胆することが殆どだったが、今回ほど暗澹たる気持ちを引きずった選挙はない。「国民が気付かないうちに少しずつ危険な方向に」って本当なんだな。
ちなみに神奈川選挙区は4議席中3議席が改憲勢力。民進党と共産党の間で候補者数が調整できていたらと思う。
- 選挙運動の時の光景。他人の子供の頭をなでる安倍首相。子供と握手する岡田氏。こういうところにも人の品性が出るね。
- 選挙後に高齢の方2人と選挙の話をする機会があった。どちらも自民党には批判的だったが、やはり各政党への評価がとても漠然としていると感じた。「野党は批判ばっかりで独自の案がない」なんてのは与党の言葉を鵜呑みにしているとしか思えない。それぞれどう税を集め、どう使うかを提示しているのだが、それを見ていないか、見ても印象に残らないのだろう。結局、下品で内容がなくてもアピール度の高い党、候補者に票が集まる。
- 藤野氏(共産党)の失言で野党が失速したそうな。しかし討論番組で党首が下卑た態度や支離滅裂な主張を繰り返したどっかの党はなぜ失速せんのか、そっちの方がよっぽど不思議だ。いや真面目にそう思う。
- 「国民怒りの声」は公示後殆どネットで名前を見なかった。あの存在感のなさって何だったんだろう。面白い存在になってくれたらと思っていたが残念。そういう私も投票しなかったけれど。