ドカベン/水島新司
- 作者: 水島新司
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1994/07/01
- メディア: 文庫
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今まで原作は断片的にしか読んでおらず、あとはアニメで観ただけ。
柔道編は意外に長かった。鷹丘中学校の理事長とドカベンの関係がいまいちわからずじまい。「ふたりが話をはじめるとドモリとリクツでふきだしが大きくなるのよ」といったきわどいセリフは文庫版では改変されている。
野球編の面白さはここで説明するまでもなし(手抜き)。
個人的にはキワモノチームとの対戦にはそれほど引き込まれなかった。
背負い投げ投法、スイッチピッチャー、ブルートレイン高校、南海権左、そしてかの弁慶高校も私の中ではキワモノ。
高校野球の大会数が限られているとはいえ、おいおいこのキャラはこれでおしまいかえ、と残念な扱いのキャラもいる。小林真司、中二美夫、そして鷹丘中学の長島。
かわいそうキャラの筆頭は不知火。実力はピカイチなのにとりあえず負ける。次点は微笑か。初登場の時はえらい実力者として描かれているのに、いつの間にかキャッチャーとしては大したことないことになってるし、試合では三振ばかり。プロ野球編では出世するそうだが……。登場初期の土井垣も捨て難い。あそこまでヘボキャッチャーを強調して描かんでも。
それにしても里中は読んでて疲れるキャラだ。怪我しすぎじゃ! で、さとるボールってぶっつけ本番で投げたんでっか。
くどいようですが面白いんですよ、とても。
大甲子園/水島新司
- 作者: 水島新司
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1983/08/01
- メディア: コミック
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あいや〜こりゃ試合ばっかでんな。「ドカベン」はまだサイドストーリーが多かったが、これは水島新司の漫画のキャラ同士の対決また対決。試合は面白いからいいけど。とりあえず里中は怪我します。
明訓高校vs.青田学園はなんと7巻に及ぶ。最初に読んだ時は、おいおいやりすぎだよと思ったが、再読すると長くてもだれることのない大盛り上がりの試合じゃないかと認識を新たにした。しかし中西球道、球速出すぎ。