4/25、初台の近江楽堂にて。「礼拝堂をイメージして造られた小ホール」だそうで、この日は全100席程度。ＰＡを使わない貴重な「生音ライブ」。生首ライブではありません。
これまで、結構小さな会場（店）でも彼女のライブでは必ずＰＡが使われていた。本当は生音でやりたかったらしいが、会場の音響がそれに堪えるものではなかったようだ。
しかして生音ライブの響きはスバラシイものだった。いつも以上に歌声がふくよかに耳に届く。（ただ、後方の席では必ずしも理想的な響きではなかったらしい。私の席は前から４列目。）
ライブそのものは、ノリノリとは行かなかったようだ。これくらいの規模で、舞台と客席が向き合う格好のライブは盛り上がりにくい。やはりライブハウスの雑多でリラックスしたムードは重要だ。これがデビューコンサートの時くらい（草月ホール：530席）の規模だと何の違和感もないのだが、今回の規模は帯に短しという体で難しさがあるように見えた。
