アルベルト・シロマ ライブ in 銀座

月曜日に続いてまた東銀座へ。今度は飲み+ライブ。
1年前にもアルベルトのライブを聴きに行った「ミスター・オールディーズ」という店。
ここでのアルベルトのライブは実はもう4回目だそうで、2回目3回目は情報をキャッチできず私は欠席。
カウンタ席を含めて全30席程度の小ぢんまりした店。このスペースでアルベルトのライブが聴けるのだから贅沢だ。
今回は、第1、第3ステージで店のオーナーのパーカッションが加わったものの控えめなサポートに留まり、完全単独ライブに極めて近いものだった。
果たして内容は、数ヶ月前の2度の代官山ライブを遥かに上回る充実度。この距離感だと、ほのぼのと弛緩気味の雰囲気のまま終わってしまいそうな気がしていたが杞憂だった。
なんかねーもー、この時代に生まれたなら一度はアルベルトの声を、歌を、生で聴けよと。
ディアマンテスのレパートリー「瞳はダイヤモンド」が絶妙だった。元々はロックであるこの曲を、抑えめのテンポの、でも軽快なギターに合わせて歌う。伸びやかなメロディーにピッタリだ。
ライブ後は、松戸のマダムがアルベルトにワインを振る舞い、みんなでカンパイ。
小さなスペースなのにPAを使ってのライブなのが不思議で、そのことを聞いてみた。すると、PAなしのライブはぜひやりたいとかねがね思っていたし、そういうリクエストをしてくれるなら、この店でいずれ実現させたいとのこと。ただ、そのためにはもう少し響きのいいギターを用意しなければ、とも。
ライブ中もライブ後も客を楽しませようという、アルベルトのサービス精神と社交性にはまったく感心させられる。逆に社交モードでない時のアルベルトというのがどうにも想像できないのだが。


ちなみにライブチャージ、食事、飲み物(3杯)すべて込みでイチマンエン。内訳は私の印象としてはライブ6千円、飲食4千円といったところ。料理にもう少し場の華やぐ要素がほしい。ま〜場所が銀座だし、これでも店としては大サービスなのかも知れないけど。しかし追加注文のグラスワイン1000円は高すぎだ。ボトル700円程度のやつだぜ、おい。
もっとも今回みたいなライブなら飲食なしで1万円出しても惜しくないけどな。