「ハウルの動く城」の原作を読む。
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,西村醇子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1997/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 556回
- この商品を含むブログ (297件) を見る
途中からはもうまるで別の話。しかも映画は説明不足でわけわからなくなってる。原作のファンが立腹するのも致し方なしか。しかし「無内容」ではなくあくまで「説明不足」なのではないかな。ちょっとしたセリフや仕草の中にたくさんの意味が盛り込まれているように見えたから。原作は情状酌量抜きに面白いです、はい。
ところでWikipediaの「ハウルの動く城」(映画版)の項。
主人公は老婆の姿であり、街は不便なことが多い。これらはやがて来る、自分達の将来の姿であり、「バリアフリー」や介助などの必要性を説いている。また同時に、愛には年齢や容姿など関係ないということも述べている。
こんな教訓話に要約するのはやめてほしいな。大体ソフィが若返ったり婆さんになったりする設定(原作とは異なる)が、なんでそんな解釈に繋がるんだ。