接続法過去

スペイン語サークル。接続法過去。時制の一致というやつ。
「接続法過去の活用は直接法点過去三人称複数形からronを取り除いてra、ras、ra……」ムキーッ! とりあえずar動詞が易しいのはわかったよ!


問題を考えましょうコーナーで私が考えたもの。実力もないくせにひねくれた文を作りたがる。
「私は、彼がそう言っているとは言いませんでした。」
みんなで「こうじゃないか」と出し合ったものを総合して、私としては一番ピタリと来ると思ったのはこれ。
Yo no dije que él dijera así.
異論として出たのは、まず「dijera así」でなく「lo dijera」でもいいのではというもの。私は「そんなことを」というようなニュアンスを出したかったのでloは軽すぎると思った。
それから、大過去(過去完了)を使うべきじゃないかという意見が多かった。つまりこう。
Yo no dije que él hubiera dicho así.
しかし英語の「say」なども「いつ言ったか」という解釈は文脈によって幅があるので、あえて大過去にしなくてもいいのではないかと私は食い下がったが、はっきりした結論は出ず。


で、後でgoogle翻訳を使ったらこう英訳された。
I did not tell him to say so.
ぎゃっ、「dije」が「命じる」という意味で訳されてる。もしかして根本的に間違ってた?
試しにこの英文を西訳してみたらこうなった。そうか、目的語teがいるのか。
I didn't say you that he said so. →No te digo que lo dijo.
って、そもそも接続法を使う意味がない?
これだとどうなる。
I didn't say you that he said it. →No te digo que lo decía.
今度は線過去が出たよ!
ええい、ついでだ。
I didn't say you that he said such a thing. →No te digo que dijo tal cosa.
今度は点過去。いずれにしても接続法はないね。