TAKAのバカトークだけでもうんざりだったのに、最近はぶ〜どぅ〜ま〜だ〜ずとかいうTAKAに輪をかけたバカトーク軍団が出て来てしまった。
悪役ったって「憎らしい」というより「目障り」と言いたくなる安っぽさ。勝とうが負けようが不快感しか残りゃしない。
おまけに観客は技が決まる度に「ウォーイ ウォーイ ウォーイ ウヒャ〜」。キミらの脳はヌカミソか？ これは全日に限ったことではないけれど。
全日に関しては私もいい加減退け時か。川田や天龍に好カードが組まれていない限りは観に行ってもストレスになるだけ。
さてその川田、今日はアメリカ帰りの宮本和志とのシングルマッチ。デビュー当時こそひたむきな試合ぶりが好感を抱かせたものの、徐々に勘違いキャラへと変貌し、なぜか武者修行と称してアメリカへ行っていた1979年生まれの若手レスラー。
果たして久しぶりに見る宮本は、胡散臭さ満点にパンプアップされた肉体、シャイニング・ウィザード、ムーンサルトプレスと無駄に繰り出す派手な技と、勘違いぶりが見事にスケールアップ。落ち着きぶりにのみ辛うじて成長の跡が見て取れたが、これでは川田が怒るのも無理はない。５分過ぎのハイキックであえなくＫＯ。
川田とは志す方向がそもそも違う。西原理恵子と倉田真由美くらい違う。そして恐らく、倉田同様その違いに宮本が気付くことはないだろう。
試合後、会場から出ると雨はすっかり上がっていた。今日唯一嬉しかった出来事。
追記
試合後の川田のコメント。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200507/26/a05.html
宮本への評価は微妙。腹立たしいという風でもない。
一方の宮本は「オレの目標はあくまでデンジャラスＫ」。一体どこが。
