久しぶりの全日観戦。川田vs.みのるをメインに持って来て満員にならんのか。8割くらいか。
ゲストのダチョウ倶楽部がリングに。ああいう芸なし芸人はどうも苦手だ。
小島聡&荒谷望誉&雷陣明vs.ミゲル・ハヤシJr&ペペ・みちのく&エル・ノサワ・メンドーサ
いかにもTAKAが考えそうな中途半端なネタ試合。客が乗ってくれなきゃ成り立たないネタ試合ってみっともないと思う。その点ある時期までのファミ悪は偉大だった。
太陽ケアvs.大鷲透(CC公式戦)
案の定歯が立たない大鷲。せっかくケアが隙作ってあげたのにダラダラアピールして却って怒らせてんの。終盤の粘りだけは天晴。
ケアは実力的には申し分ないが客を掌握する技量はまだまだ……。そういうのは持って生まれたものが大きいだけに、ケアは“ここまで”なのかなあとも。
武藤敬司&中嶋勝彦&土方隆司vs.TARU&近藤修司&“brother”YASSHI
いつも通りのヒールぶり……じゃなくてただの迷惑。私はJ列にいたから水害は受けず。ダチョウ倶楽部を巻き込んでのドタバタからの反則決着。あそ。
佐々木健介vs.諏訪魔(CC公式戦)
14秒で諏訪魔勝利。デビュー間もない頃、健介に何もできずに負けた諏訪間がどこまでやれるか(といってもその間対戦はあったかも知れないが)に注目したが試合を観た気がしない。
川田利明vs.鈴木みのる(CC公式戦)
初戦で首を痛めたという川田。やはり覇気がない。序盤攻勢でも妙に焦って見えた。バックドロップ一発で戦闘不能に近い状態に。痛がり方が尋常じゃない。
その後一進一退の展開にはなったが川田が勝てそうな雰囲気は皆無。持ちこたえるのが精一杯だったのだろう。この試合目当てに行ったが熱戦とは行かず残念。
所見
リラックスムードの試合とシリアスな試合を混ぜる意図があったのだろう。盛りだくさんと言えば聞こえはいいが、むしろ「とっ散らかった」という印象。辛うじてまともに盛り上がったのはケアvs.大鷲とメインのそれぞれ終盤くらい。セミの秒殺劇への会場の反応は「え〜〜?」。この肩透かしは致命的だった。