プロレスリング・ノア武道館

本田多聞金丸義信&杉浦貴vs.バイソン・スミス&リック・スタイナー&リッキー・マルビ

本田、杉浦、スタイナーとアマレスの猛者が3人いながら彼らの絡みに何の盛り上がりも見られず。一体どういうつもりで試合に臨んでいたのか理解に苦しむ。

小川良成菊地毅リチャード・スリンガーvs.スコーピオ&マイケル・モデスト&ドノバン・モーガン

小川が、菊地と一緒に試合するのをとても嫌がっているように見えたのは私だけだろうか。やることいつも一緒だもんなあ。

田上明佐野巧真vs.モハメドヨネ&森嶋猛

いつにも増して精彩を欠く田上。二人掛かりの攻撃を立て続けに食らい、もしやこのままと思われた矢先に奮起。組み立てもなにもあったものじゃない大技攻勢でヨネをKO。あれで返されたら田上がへばってたにちがいない。この試合内容を素直に褒めたものか迷うところだが、川田の来場が刺激になったとかなんとか。いいことだ。

KENTAvs.SUWA

随分とあっさりレフェリーが反則を取ったものだ。武道館での注目のシングルマッチなら、なにがなんでも試合を成立させようとするものだと思うのだが、どうにも不自然さを感じさせる裁定。やだなあ。一見さんに優しくないプロレスはよせ。

三沢光晴鈴木鼓太郎vs.鈴木みのる丸藤正道

エルボーをよけない鈴木。シングル対決への布石か。グラウンドをちょっと見たかったな。小川直也戦の再現を期待したが。

小橋建太潮崎豪vs.秋山準vs.天龍源一郎

なにをする小橋。年齢による衰えを別にすれば、天龍の体を心配したのって鶴田戦以来のような気がする。
しかも場外での睨み合いで天龍がたじろいでなかったか。天龍にとってすごくショックだったんじゃなかろうか。天龍に引導を渡すのは小橋かも。

川田利明来場

川田の試合はしょっちゅう観てるせいか、登場に取り立ててジーンとなったりはしなかった。
「ファンを満足させるのがプロ」というアピールはいまいちだったが、変に遺恨を演出しようとしないのはよかった。
さてドームの後はどうするのだろう。8月は新日のGI、11月は最強タッグとすれば9月と10月のノア参戦はあり得る。天龍同盟再結成……は秋山がいるから無理かなあ。