日系ペルー人歌手のライブ。この場所では昨年秋に続き2度目。
今回はセカンドステージのみで我慢。といってもたっぷり90分。
場所
東京都品川区
酔い加減
C:ほろ酔い第1段階
所見
この歌手のライブは、食事を楽しめる会場での開催が少ないのが玉に瑕だったが、この場所では不満が一掃。しかも持ち込み自由だから自分の飲みたいものを持って行けばよい。今回はポルトガルワインを2本持ってった。
けど、どっちもなんだか酸味が強く感じた。他の人達は特に気にならないらしかったから、恐らく私の体調のせい。別にビョーキじゃないけど。
ライブの途中で曲にまつわる興味深い話が聞けた。
「ガンバッテヤンド」。この造語は彼が考えたのではなく、当時から多くの中南米出身の人達が使っていたらしい。そして、この歌は曲よりもイントロが先にできたという。名前は忘れてしまったが、ある海外のミュージシャン(管楽器の大家)の演奏に刺激されてできたとのこと。
「この青い空を君に」。ピアノと三線を重ねて鳴らすあの絶妙のイントロはアレンジャーの清水信之氏のアイデア。(確かにライナーノーツには編曲者として名前が入っている。)
そして最後に歌われた名曲「瞳はダイアモンド」。セイコちゃんの歌じゃないよ。
原題は「Tus Ojos Son Dos Diamantes」。
このタイトルや歌詞が、スペイン語の特色をよく表しているという話をくどくどとしてしまった。興味のない人にはうっとうしかったようですんません。
tus ojosと、両方にsが付くところとか、数詞のdosが付くところとか。「dosは必要なんですか」と尋ねたところ「ないと変だね」。この感覚はまだちょっとわからない。
あと、cien por cientoという言い方を、私はこの曲で憶えた。