かつて日本テレネットというソフトハウスがあった。2007年に事業停止。きゃんっ。
ゲームは概ねつまらない。ハードウェアの仕様を超えるアクションゲームを作ってはコケていた。どのゲームも一見面白そうなのがくせ者で、買ったその日に後悔したユーザー数知れず。見かけ倒しの権化のようなソフトハウスであった。
しかし音楽だけはいい。パソコンゲームに関しては、音楽でゲーマーを魅了した草分けとの評もネット上に見られる。80年代半ばは、まだまだグラフィックデザイナーだサウンドクリエーターだと役割分担を行っていないのが当たり前という時代だったから、あながち誇張ではないだろう。
私がプレイしたことのあるソフトを列挙してみよう。
あれ、こんなもんか。他のゲームも周りの評判が散々ではあったけれど。
例外的に面白かったのは「アルバトロス」。ゴルフゲームですな。基本的にボールさえ動かせば成立するという点で、ハード面の制約が少なかったのが大きいのではないか。
他にも名作と呼ばれたゲームがないわけではないが、私はプレイしたことがないので割愛。
さて、なぜ日本テレネットの名を出したかというと……。
