反生命戦機アンドロギュヌス

発売当時、買ってしまったのですよ。見かけ倒し会社と知りつつ、その見かけに釣られて。俺のバカバカバカ。

タイトル:反生命戦機アンドロギュヌス
発売年:1989
機種:MSX2PC-8801
開発:日本テレネット

下から上にスクロール、つまり降下して行くという異色のシューティングゲーム。私がプレイしたのはMSX2版。
お願いだ、MSX2なんだから滑らかにスクロールしてくれ。
お願いだ、MSX2なんだから自キャラを8ドット単位で動かすのはやめてくれ。弾を16ドット単位で飛ばすのはもっとやめてくれ。
お願いだ、MSX2なんだから動くキャラにはスプライトを使ってくれ。色数が少なくても、少々チラついても怒らないから。
お願いだ、7,800円を返してくれ……。

挫折&紛失

万年金欠の学生の時分、たとえつまらなくても遊ぶ。
が、このゲーム、つまらない上に理不尽に難しい。ガクガクの動きの敵キャラが猛スピードで襲い掛かり、あっという間にミス。3面まで進むのがやっとという体たらくであった。
ちなみにこのゲーム、男キャラで6面、女キャラで6面(アンドロギュヌス=両性具有)クリアしてようやく最終面にたどり着く。できるか!!
日本テレネットには珍しく、音楽も不出来であった。
いつしか、このゲームカートリッジは行方不明になっていた。大して惜しくもなかったが。

2008年ふたたび

はい、i-revo定額プランで購入しました。セーブ機能を使ってクリアし、青春時代の無念を晴らすために。
いやもう、改めて怒りを覚えましたわ。理不尽爆発。こんなんよけられるかあ〜。でも攻略したやつもいるんだろうなあ。
6ステージを突破すると中間デモでオナゴに変身。そしてまた同じ6ステージ……フザケルナ!
ハァハァ、セーブまたセーブでやっと最終面。おんや、倒せない敵がニョロニョロ上がって来るだけだ。それほど激しくはない。しばらく降下すると最終ボスだ。
1体目はなんてことなし。
問題は2体目。弱点とおぼしき箇所を順に破壊。が、最後はここか?と思うところをいくら撃っても壊れない。ショットボタンをセロテープで固定して10分以上ほったらかしてもダメ。
仕方なしに最終面の頭からやり直す。一番強力な武器(レーザー)が取れるまで何度もロードしてやり直す。さて最終ボスだぜ。今度はどうだ!
3発で破壊しました。

なんですか、このゲーム

(答)クソゲー