ゴルゴ13

私がまだ、このおじちゃん女のヒトとなにちてるの、という年齢だった頃から我が家にある。年々増えて今は100冊以上(ひょっとしたらほぼ全巻)。
これまでたまに手に取ることはあっても、説明の多さとか人物の表情の魅力のなさ(主人公じゃなくてね)が邪魔をして今ひとつ乗れず、まともに読むことが殆どなかった。表情がつまらないのはプロダクション制の宿命かも知れない。
これをなぜか最近読み出している。まともに。親父道を極めるために避けられぬ道なのだろうか。
手近にあるのが100巻前後の比較的新しいものが多く、今はそのあたりを読んでいるが、以前抱いていたゴルゴ13のイメージに比べて背景のスケールが大きい。米ソが結託してゴルゴを狙うとか、沖縄のクーデターをゴルゴが阻止するとか。構成の巧みさには舌を巻くが、ますます乗れない……。もっとチマチマした漫画が私は好きだ(だったらゴルゴ読むなよ)。少し古めのをあさってみるか。
これはちょっとほしい。

タイピングスナイパー ゴルゴ13 極射

タイピングスナイパー ゴルゴ13 極射