松田美緒 in 北青山

ステージを見ておやっと思う。パーカッションがない。
今宵はギター、バンドリン、バイオリンという編成。こういうしっとりとしたライブはプラッサオンゼでは珍しい。例によって曲目は変更また変更。しかも弾き始める寸前に伴奏者が「こんな風にやろう」などと突然言い出したりする。
惜しむらくは、通された席が歌手の真横で、歌声が迫って来るのでなく向こうへ行ってしまうポジションだったこと。といって正面かぶりつきでは窮屈だし、ベストポジションを確保するのは難しい。
しか〜し、ライブの雰囲気を差し引いてもこの日の客は異様に行儀がいい。歌っている最中、飲み物にすら手を付けずに聴き入る人多数。向かい側の席一列がずっとそんな調子だったものだから、ついジロジロ見てしまった。
月曜とあってすいてるなあと思っていたら、終わる頃には満席だった。