第17回「人命救助で入試に遅刻!」

倒れた老婆を助けて入試に遅刻した麻子。合格は絶望。「人生にはこういうことが何度もある」と生徒達に話す金八先生。それはいいとして、「あの高校に入りたいなら(見捨てて)行けばいいのに」という玲子の暴言は捨ておいていいのか。
さて覚醒剤。「しゅうの覚醒剤中毒に金八先生が気付かないのはおかしい」といった意見がネット上によく見られるが、塞ぎがちで食が細いというだけで覚醒剤中毒に結び付くとは思えない。金八先生が気付かなかったのはむしろ自然だろう。
だが今回「手首に無数の引っかき傷が」と本田先生に聞かされて「しゅうのお母さんは生まれ変わったんです、信じます」は暢気すぎやしないか。お母さんへの信頼はいいとしても、引っかき傷はどう説明するのだ。
舞子はしゅうの母親に口止めされたと。これは辻褄が合っている。
なんだかんだ言っても次回発覚するみたいですが。覚醒剤中毒というやつ、一度治っても二度三度と手を出してしまうケースが多いそうな。シリーズ中に完全解決とは行きそうにない。というより、解決させてはいけないだろう。小解決(?)にとどまるのでは。
そういえば先シリーズの成迫政則少年はどうなったのだろう。興味本位の記事を載せた週刊誌の出版社を訴えたその後は特番で、と期待していたのだが。