大学時代に買ったAIWA製ミニコンポ。唯一残っていたスピーカの型番SX-Z5000で検索したら海外サイトで写真発見。
写真拝借。ごめんね。
これだ。たぶんこれだ。この無駄にでかいやつだ。
ダメ元で検索してみると、なんとミニコンポでもサブウーファーが使えるという記事発見。方法は至って簡単、本体-サブウーファー-スピーカと直列に繋ぐだけ。
いやそうはいっても私のサブウーファーはピンジャック式。スピーカと繋げるような端子は……ありました。2種類の端子がありました。
かくして、この環境から――
この環境へとグレードアップ。配置替えた後だから背景が~。
結果、目が覚めるような重低音が復活!というほどでもなし。再生装置自体がちゃちだとサブウーファーも本来の威力を発揮できない模様。しかしないよりはずっといい。本体の「D.BASS」なる機能もONのままの方がよさそうだ。
これでオーケストラ曲もそこそこ聴けるかしら。
もうかれこれ20年以上にわたって同じ部屋を根城にしている。 記憶の限りでは、きちんと片付いていたことがない。 最近までの私の部屋のレイアウトはこう。
えっと半分うそ。 本の収納に困ってこうなってた。
これも片付いた場合のイメージであって、現実はもっとひどい。 いずれにしても、オーディオ機器の前を段ボールが塞いで音楽聴けません。
それを、ミニコンポ購入を機にこうした。
東(左)の壁いっぱいに本棚を置けば収納は一気に改善するが、この場所は西日がもろに入って本が死ぬ。といって扉付きの書棚は高すぎるということで当面は段ボール箱にがんばっていただく。
ちなみに東の端に低い本棚を並べているのは、床から60センチほど壁があり、その上にガラス戸があるという変態設計を利用してのもの。(このつくりだと夏が猛烈に暑い。)
その手前にオーディオ機器を置くという強引な配置。これも日光が気になるが、そこは毎日布カバーをかけるということで妥協。
音の響きとしては以前の配置よりいいかも知れない。
ちなみに左上の「TV」はアナログ時代のテレビデオ。いい加減捨てろ。
コンポというやつを初めて買ったのは確か大学時代。
AIWA製の安くて図体のやたらとでかいミニコンポ。CD、ダブルカセット、ラジオと揃って3万円くらいだったか。値段通りの音質だったと思うがそこそこ満足していた。
後からレコードプレイヤーも買い足した。
2度目は1998年。オーディオマニアの掲示板に乱入して「予算10万程度でおすすめの機器ないすか~」と大雑把な相談をしたところ、親切な人が困惑しつつも「ハイコンポが手頃では。その価格帯ならメーカーはどこも大差ないので好みで」とアドバイスをくれた。ちなみに当時ハイコンポという言葉すら知らなかった私だ。
当時ネット通販は黎明期(楽天市場のださださサイトなどは今ではとても想像できないだろう)で、製品情報を収集するには店舗に足を運ぶ方が効率がよかった。
カタログをかき集めてみると、ハイコンポは数あれど、そこは私の悪い癖で、変なものをほしがる。5.1chサラウンドシステムですよ奥さん。サラウンドプロセッサも含めて手頃な価格となると、なかなかない。安すぎるか高すぎるかのどちらか。うっかり安いものを買ってもいいような気にもなったが、それでは前のAIWA製と大差なくなってしまう。
最終的に高価でも廉価でもないハイコンポとして選んだのは山水(SANSUI)製。
サラウンドはそんなにいいもんでもなかったという話はおいといて、なかなかコストパフォーマンスのよいものを買ったと今でも思う。が、サラウンドプロセッサが故障して修理に出したら「症状確認できず」と突っ返され、以降不自由な環境ゆえCDを聴くこと自体が面倒になり、あまり音楽を聴かなくなってしまう。
ついでに山水電気も2012年に倒産。SANSUIブランドはドウシシャが受け継いでいるとか。
これが壊れた。
ちなみに症状は長時間聴くとノイズが発生すること。特に夏はCD1枚聴けなかった。しばらくコンセントを抜いて冷やすとなんとか聴けたけど。
最初に本格的に壊れたのは、やはりCDプレイヤー。そこでまた変なの買いました。これ。
これが実に優れもので15年以上持った。昨年とうとう故障し、同じようなものを探すも見付からず。今となってはデジタルデータ化すれば無用の長物ということか。
さて更に問題となった新たな症状は、CDの再生を始めてから数分間右のスピーカの音がちゃんと鳴らないというもの。ネットオークションで同じサラウンドプロセッサ(V11)を買ってもみたが改善されず。代替機器がないため原因の切り分けも困難で、これまたズルズルと。
我慢して聴き続けること数年、とうとうまともに鳴らなくなり、時期を同じくしてCDチェンジャーも動作がおかしくなり、CDを再生できる機器がパソコンのみになりにけり。
20年ぶりのオーディオ機器リニューアル。その間発売したオーディオ機器で最も革命的だったのはiPodだろうか。以後、音楽はデジタルデータで聴くのが常識となっていった(らしい)。
私はというと、ヘッドホンやイヤホンを忌避するという若い頃からのわけのわからないこだわりでもって機器を探し始めた。しかしCDチェンジャーは入手困難、ハイコンポ向けCDプレイヤーは高価すぎ、何をどう揃えたらいいかわからない。
結論としては「とりあえずの1台」というスタンスでやっすいの買いました。
Yahooショッピングでいちまんさんぜんえ~ん。
正直、興味があったのはこっちなんだけど。
いやもう見て下さいよ、このデザイン、この価格。しかもSANSUIブランド。ユーザーの評価真っ二つ。こういうわけわかんないのほしー。
けど我慢しましたよ。届いたパナソニック製コンポを、これじゃない、これじゃない、と思いながらセットしましたよ。
これで落着と思ったら甘い。まずはこれを見よ。
わがスピーカ群。
バカとはなんだバカとは! 言っただろ! 心の中で言っただろ!
一応説明しますとねーー。
後方外側のでかいのが大学時代に買ったAIWAコンポ付属のSX-Z5000。高さ45センチ。わがサラウンドシステムでセンタースピーカやってました。ヤフオクで100円とかで出品されているレベルですな。これはもう捨てる。さすがに捨てる。
その隣がSANSUIのS33。うちのエースです。いい音じゃないかなと感じてましたが、ネットの評判も上々だったのでいい選択だったようです。
中央の2つはTEACのS-250。リアスピーカ担当。なにせリアなんて音質の良し悪しはよくわからない。かなり安かったと記憶しているが中低音がちゃんと出ていたのでいい買い物だったと思う。右の色が褪せているのは窓際に置いていたから(写真見て初めて気付いた)。
そして前列のはわりと最近人から貰ったSHARPのSD-CX2。結構いいモノだということで鳴らしてみたが、残念ながらSANSUI製に比べてかなり音が軽かったので使う機会がないまま。ミニコンポもくれると言ってくれていたので、いただいておけばよかった(処分しちゃったみたい)。
他にもSANSUI製のちっちゃすぎて役に立たなかったサラウンドスピーカ4つ(捨てたかも)とか、同じくSANUSI製サブウーファーとか、MIDIで使ってたVESTAX製のアンプ内蔵スピーカとかあるけど省略。
とりあえず普通に設置。
うん、音は鳴った。音の良し悪しはよくわかんないね、うん。「サラウンド」という機能は要するにリバーブみたいな効果ですか。これはOFFにした方がいい感じ。
さてお次。安いコンポを買った一番の理由はこれ。
SANSUI製S33に選手こうたーい。
音の違い? うん、よくわかんないね。私のボンクラな耳だとですね、まず一方のスピーカで数日間聴いて、それから交換するくらいでないと区別できません。
でもまあよし。新品スピーカは棚へ直行と相成る。ごめんね。
ただ低音はやはり物足りない。サブウーファーを使いたいが繋げられない。
それに、なんだかんだ言って5.1chサラウンドへの未練はある。なぜなら冨田勲のCDをたんまり持っているからであーる。
オーディオ環境については余談もあるが、それは後日。このどうでもいい本編の更に余談だから本当にどうでもいい話であるということはあらかじめお断りしておく。
ナムコ編と同じく10点を取り合う形で勝敗を決める。
コナミのMSXチームはすごいぞ。そんなに好きじゃないけどすごいぞ。
とはいえファミコン版はあまりやったことないから比較できるものが少ない。
グラフィックは比較要素に含めない。
5-5でドロー
MSX初期、まだゲームソフトが少なかった時代におすすめゲームとして真っ先に上がっていたのがこれ。
ゲーム性にはほぼ差はないのではないか。但し後発のファミコン版にはアイテムが追加されているのでファミコンややリードという判定もできなくはない。
5-5でドロー
スピーディーだからMSXの8ドットスクロールも気にならず。
もっともファミコン版も8ドットスクロールだったっけ?
4-6でファミコン
MSX版は画面右にタコメーターがある点でリードしているが、ゲーム自体はファミコンの方が緻密さでやや勝っているように見える。実はファミコン版は映像で見たことがあるだけだが強引に採点した。
(後でわかったことだがファミコン版では当時としては大容量の192kBitロム(24kB)が採用されていたらしい。MSX版は多分64kBit(8kB)。)
5-5でドロー
グラフィックはファミコン、BGMはMSXがいい。付け加えると、後のゲーム集に収録されたMSX版はSCC対応で、これはオリジナルを凌ぐ完成度だが採点には含めず。
6-4でMSX
MSX版は長いレーザーやらでかいビッグコアやらオリジナルステージやらエクストラステージやらで色々がんばっているということで。1メガロムだからできたこと。
と言いながら私自身はこれを買っておきながらあまり好きになれずに別のゲームと交換しちゃった。
ファミコン版も色々言われていたけど完成度は高く、ドローでもいいような気もする。
MSX版はこれまたSCCによるBGMがすごい。
他にも同一タイトルはたくさんあるが、私がMSX版しかプレイしたことがないので採点できず。
ゲーム内容は少し違う。どちらも名作と評判。
見た目は大差ないが、ファミコン版の方がキャラの動きがスムーズだと聞いたことがある。
MSX版はすごかったねえ。あんだけ大規模なアクションRPGで間延びも破綻もしないところがコナミの凄さ。BGMや効果音へのこだわりもパソコンソフトの域を超えていた。
ファミコン版は賛否あったようだけど、どうだったの?
これはまあ別ゲームかな。
一応どちらも遊んだことはあるけど、どちらも下手すぎてよくわからん。
MSX版は、グラディウス2の後を受けて、あのハードの制約下でどこまで無茶をやれるか開発者が挑んでいたのではないかと思ったくらいに無茶やってた。
以下はMSX2版。ファミコン版との差異はよく知らない。
いずれもMSX2版は見事な出来ばえで、ことゲーム性にかけてはファミコン版に劣ることはないと想像。もちろんグラフィックはMSX2が上。但しハードの制約上「横スクロールしない」という欠点がある。
ここでも強調しておきたいのはBGMの完成度。ファミコン版も悪いとは言わないが、あのもっさりした音よりも、くせのないPSGで作られたMSX2版の方が断然いいと思うのだ。
個人的にはコナミはあまり好きではなかったが、しかしこの会社のMSXチームの技術と作り込みは尋常ではなかった。とりわけ「ガリウスの迷宮」「グラディウス2」あたりからのこだわりようは変態的と言っていい。
興味のある人は、「グラディウス2」の動画を探して見てみてほしい。そしてその後に、同時期に発売されてそこそこヒットしたMSX版「スーパーレイドック」(T&Eソフト)の動画を見てほしい。いかにコナミが抜きん出た存在であったかがわかるはず。あ、はい、T&Eソフトが贔屓だったんですボク。