国会周辺を徘徊する男

ちょうど都内でライブがあったので、その前に永田町に足を伸ばしてみたよ。安保法制に反対票を投じる気持ちで国会周辺を2時間ばかり徘徊した。
永田町に着いたのは15時過ぎ。駅構内は、女子トイレ以外は混雑してなかった。
外に出たら交差点周辺が誰かの演説を聞く人で溢れていた。
国会正門前に直行する道は通っちゃダメだそうで、内堀通りをぞろぞろ進む面々。その道々でもあちこちで演説。
国会前(正門前から100mくらいのとこ ←訂正:200mだそうです)にたどり着くと、盛んにシュプレヒコールが上がっている。正門前に近づくにつれて人の密度が上がる。数十メートル前で進むのを諦め、引き返して周辺を歩いてみた。
演説に耳を傾ける人の集まりがあちらにもこちらにもと、やたらと広範に渡っているように見えた。暴力性を帯びた熱狂ではなく、静かに反対の意思を示す人・人・人。長く続く運動というのはこういうものなのかも知れない。お年寄りにも安全だ。
話題のSEALDsの姿を見ることは叶わず。若者のスピーチは聞こえて来たが、人だかりで見付けにくくなっていたのだろう。


抗議デモ参加人数の主催者発表(12万)の真偽が取り沙汰されている。
私がどう感じたかというと、人だかりを目にして「うわすげーーーーーーーーーー」とまでは思わなかった。国会前も、後方は写真からもわかるように人でギッシリというほどでもなく、あれ、こんなもんかというのが正直なところ。タイミング的にピークは過ぎていただろうけど。
ただ、なにしろ人が広範に散りすぎていて、1万人だったのか3万人だったのか10万人だったのかなんてわからんよ。国会前の通りだけなら東京ドームの半分の面積もないのだから、いくらなんでもそこにいっぺんに10万人も入るわけがないことくらいは誰にだってわかる。それを、通りにいた人数をあげつらってはしゃいでどうする。あとはその周辺を含めた地域に詰めかけたのべ人数はという議論になるんじゃないの。
まあ水増しだなんだと言われる前に、数字の根拠も示したらいいと思うけどね。

追記

↓根拠。そういうことか。
http://editor.fem.jp/blog/?p=623
ビラもらってねーよ。