よみうりランドで「琉神マブヤー」を生で聴く

よみうりランド琉球フェスタ」。
参加バンドは3組。
パーシャクラブ
ディアマンテス
THE BOOM


開演時間が迫り、そろそろ入場するかというところで雨がドバーッ。
野外ライブなんですけど。
ちっこい傘をさして根性で入場。
「会場内(座席)では傘の使用禁止」
500円也のレインコート購入。更に座席後方で傘をさして聴くことに。根性なくてすいません。
初めて聴くパーシャクラブ
1〜2曲歌ったところで雨足が弱まり、座席に移動。
終わる頃には完全に止んだが、どんな音楽だったか憶えてない。


お次はお目当てのディアマンテス
フルメンバーのライブを聴くのは6年ぶり。
歌っている最中に徐々に空が晴れて行くという絵に描いたような情景。
雨男ならぬ雨バンドとして知られるディアマンテスには珍しい。
琉神マブヤー」は3曲目あたりだったろうか。
話はそれるが、アルベルトにはヒーローものの主題歌をぜひ歌ってほしいとかねがね思っていた。名曲に出会えれば、水木一郎ささきいさおを凌ぐインパクトを与えられるにちがいない。
が、残念ながらマブヤーは名曲ではない(作曲もアルベルトではない)。アルベルトの歌唱にはけれん味がない。言い換えれば水木一郎のようなハッタリがないので、曲が不出来だと尚更さらりと流れてしまう。今回の選曲もよみうりランドという場所を考えてのものなのではないか。


さてこのマブヤーを境に、アルベルトの声の通りが急に悪くなった。聞こえたり聞こえなかったりの繰り返し。風邪? それとも重い病気?
もうライブを楽しむどころじゃない。
何曲目かの後に、ベーシスト(トム仲宗根)がアルベルトに何やら耳打ち。「マイクが声を拾ってないよ」だったのではないか。
ま〜序盤は野外でガンガン響くアルベルトの声を聴けたからよしとするか。やはり声の存在感は際立っていた。


最後は、THE BOOM。生で聴くのは初めて。
歌い始めた途端に雨。
何曲目かで私は傘を持って後方に退避。
おや、雷が聞こえる。
ほどなくしてスタッフから何か耳打ちされた宮沢和史
「落雷注意報が出たそうなんでライブ中止。ゴメンね。」
会場から「え〜!?」。
スタッフからアナウンス。「しばらく様子を見ます。安全な場所に移動して下さい。」
屋根の下に退避していると、雨足はすぐに弱まった。ほどなくして「5分後に再開します」のアナウンス。
こっちがモタモタしてる間に演奏開始。聴こえて来たのは「島唄」。
あらら、客席できちんと聴けたのは曲の後半だけ。
しかし宮沢和史ってああいうキャラだったのか。「愛してるよ〜」とか。


帰る頃には雨は殆ど止んでいた。
が、地元に戻ったらまた雨がザバーッ。みたびずぶ濡れ。