おじさんにおこられる

待ち合わせに間に合わ〜ん。
自宅から駅に急ぐ。折よく車通りの切れ目。歩道橋を無視して道路を横断。
渡った先のバス停で待っている十数名の中の一人、サラリーマン風のおじさまにビッと指さされる。
「おまえなんで信号守んねえんだよ〜〜」
近くに信号はないのだがそれはさておき、酔っ払っているような妙な喋り方。まだそういう時間でもなさそ〜だが。
とりあえず「ごめんなさ〜い」と謝ってみたら、「ごめんですめばけ〜さついらね〜んだよ〜」と、うにょうにょした喋り方でベタベタな突っ込みを食らいました。
「ど〜しよ〜」と言いながら通り過ぎたが、も少し気の利いた切り返しがあったのではないかと後で考え込んでしまった。いいアイデアない?
あまり能力がなくて友達もいなくて、でも堅実に生きて来たような人が不景気のあおりで圧迫されてタガが外れて、他人に八つ当たりしたり痴漢行為に走ったりするのかしら。あの後バスの中でどんな様子だったのか気になってしょうがない。