ゴミ論争の種

環境問題について語っているわけではないので念のため。
長い論争というのは大概ダメな論争である。まともに話の通じる相手となら議論などすぐに終わる。
私のネット歴の中で経験したゴミ論争(ダメ論争)の相手は次の2タイプに大別される。こういった手合いをいなすスキルがあればとは思うが、そのキャラは常に想像の枠に収まらない。

1.天然粘着型

下手の横好きを地でいく頭の悪い議論好き。しつこく食い下がるが言うことは矛盾だらけ。ああ言えばこう言うで果てがない。
前提としてこちらの言うことを理解しない。理解していないということも理解しない。
どう対処するかというと、どう対処すりゃいいんだよ! というくらいうんざりなやり取りがうんざりするほど続く。なにしろ論破されても論破されていることがわからないのだから、まともに終わりようがない。
適当に相手におもねる書き方をしてごまかすのが一番なのかも知れないが、最初はそこまで長引くとは予想しないから真面目に返答する。そうすると予期せぬ反応が返って来る。また返答する。徐々に苛立ち、言葉が攻撃性を帯び、相手のしつこさにも拍車がかかるというのがお決まりのパターン。

2.自称インテリ型

本当に「自称」はしないが自分の知性、見識に過剰な自信を持つ。勝ち誇り、諭すような態度を崩さないが、そのくせ言うことは的外れだったり論理が飛躍していたりする。(ジャンボ鶴田掲示板での「Yの字」はこのタイプ。)
こういう手合いに絡まれた時は、相手の勘違いぶりを思い知らせたい衝動に駆られるが、本論から離れてそんな話をするわけにも行かず表向きには穏便に議論を進める。そこそこ知恵はあるから、あからさまにボロは出さず、一見なにごともなく議論は終わる。しかし実のある議論など望むべくもなく、こちらは終始苛立ち、終わった後は虚しさだけが残る。天然粘着型との議論ほどには長引かない。