空気読めよ

最近やけにネットで目にするこのフレーズがどうにも気に入らない。この濫用ぶりからは、場をぶち壊す野暮天を非難するというよりも、摩擦や衝突を避ける保身を正当化する心理が見え隠れする。自分の気に入らないものはとりあえず「空気読めよ」と罵っておけば、何も根拠がなくとも普遍的評価であるかのように錯覚させることができる。これは見事に「よろしかったでしょうか」に通ずるのだよキミィ!