歯茎を焼く

急患、急患です。

診療後に痛むのは珍しいことでもないが、今回は左下の痛みが翌日に増していた。バファリンもあまり効かない。やっと発掘したロキソニンでようやく一息付けた。

ところがですよ奥さん、夜中に激痛で目が覚めたのですよ。経験したことのない凄まじい痛み。空腹時の服用は避けましょうなんて言ってるバヤイじゃない。ロキソニンをまた飲んで寝ましたよ。

翌朝はもう何はなくとも歯医者の予約。診療時間の最後しか空いていなかったが即日対応してもらえただけラッキーだ。仕事をキャンセルしたり時間をずらしたり、方々に迷惑かけて行きましたよ。


口の中を見るなり「麻酔打ちます」。来たな久しぶりに。

何度やられても麻酔を打たれている時の断続的なチクチクは嫌なもの……って、チクチクどころの痛さじゃないよイテテテテーッ!。

思わずギュッと目を閉じ、痛みが去るまでの数秒間を耐えた。三沢のエルボーを食らった時のジャンボ鶴田のような顔をしていたはずである。

いつもは私の顔が苦痛に歪むと「あ、沁みますか」と気遣ってくれる歯医者さんだが今回は容赦なし。

1本目を打ち終えた後に「麻酔がこんなに痛いのは初めてです」とこぼすと「膿んでますからね」。都合3本打たれたが2本目3本目はまったく痛まず。

さて具体的に何をするのかは知らされぬまま処置が始まる。なんかチリチリ鳴ってますけど。もしや歯茎焼き切の刑ですか。治療自体はまったく痛くない。


結局、左下の歯茎をごっそり焼かれた。この処置の後って確か……

  • 当日よりも翌日以降が辛い。
  • 醤油がすさまじくしみる
  • 痛み止めがいまいち効かない

やーめーてー。

処方薬

処方された薬はフロモックス(抗生物質)、ロキソニン(鎮痛消炎剤)、セルベックス(胃薬)。ジェネリックを希望したら、それぞれセフカペンピボキシル塩酸塩錠、ロキソプロフェン錠、テプレノンカプセルという薬に化けた。

時系列で振り返る

  • 1/13通常の診療。左下の痛みを訴え、処置してもらう。診療後、左下の痛みが気になったがバファリン2錠で落ち着く。
  • 1/14痛み増す。バファリン効かず、やっと発掘したロキソニンのストックで落ち着く。
  • 1/15午前3時半頃、激痛で目が覚める。経験したことのない痛み。ロキソニン飲んで寝る。
  • 1/15午前の予定をキャンセルし、歯科医院の受付開始を待って電話。取れた予約は18時……。予定を再調整。方々に迷惑をかける。

15日以降の薬の服用はこう(セルベックスは省略。名称は非ジェネリックに統一)。

(以降16日)

直近では痛み止めの効き目は6時間(もしかしたらそれ以上)続いた。

漫画のように腫れる

左下が痛み出してから、歯茎の腫れで頬が飴玉をしゃぶっているように膨れていた。

が、歯茎を焼いた翌朝、顔を洗ったら手が左頬にもろに引っ掛かってびびる。鏡を見たら頬が団子のように膨れている。もはや漫画。

ロキソニンは本来は頓服だけど腫れ止めの役目もあるというから、たとえ痛みがなくても腫れが引くまでは飲んだ方がよさそうだ。

フロモックスは化膿止めだから全部飲むってことでいいね。

夜中に痛まないようロキソニンを夜に2錠飲むという技もあるそうだが、経過確認のためにあえて1錠で行ってみよう。

治療から約24時間後。左半分と右半分が完全に別人。

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治療費3,420円也。次回は1月27日。

お薬代1,190円也。