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アベノミクスによる官製バブル。終わりそうで終わらないシャブ中相場がようやく終焉の兆しを見せている。いやほんと一旦実体経済に見合ったとこに落ち着いてくれないと恐ろしゅうて。
こちら、2012年以降の日経平均株価の月足チャート。(第二次安倍政権誕生は2012年12月。)
こういう株価の動きを見て「安倍さんガンバッテル」とか言っちゃう頭の悪さが日本を覆った挙げ句が今。
相対的貧困率がOECD加盟国中トップクラスであるとか、実質賃金が先進国の中で唯一落ちているとか、日本経済がやせ細っていることを示すデータは枚挙に暇がない。
円安誘導や法人税減税で富を大企業に集中させることで株価を吊り上げるだけでは飽き足らず、日銀とGPIFによる株買いも際限がない。
(ETF="Exchange Traded Funds"=上場投資信託)
紙面【一面】日銀が金融緩和の一環で行っている上場投資信託の2018年の買い入れ額は計6兆5040億円と過去最高となった。最近の世界的な株安を受け、買い入れ額のめどとなる6兆円を大きく超えた。株式市場の機能の低下や将来の損失リスクも高まっている。ほか 詳しくは本日(12月29日付)東京新聞朝刊にて pic.twitter.com/UCYicovKW9
— 東京新聞ほっとWeb オフィシャル (@tokyohotweb) 2018年12月28日
80年代のバブル膨張も大失政だったが、当時は状況を掴みにくい要因があるにはあった。だがこの6年間の金融政策は失政どころか自爆といっていいほどデタラメなもの。にもかかわらず株価が上がり続けるこの居心地の悪さは生きた心地がしない。
2019年には収まるべきところに収まるんでしょ~か。そういう私は、もはや「みずほフィナンシャルグループ」の配当だけが楽しみなここ数年。相変わらず評価損50万くらいであります。
いざなぎ景気超えに沸き返る日本。