6月前半

  • 有田芳生氏が横田めぐみさん両親の孫、ひ孫の写真を週刊文春に掲載。メディアがこぞって無断公開をほのめかす報道。しかし横田夫妻は写真公開を承諾しており、しかも公開できたことを喜んでさえいるというのが横田夫妻によって語られた真相。
  • 民進党にはもれなく共産党がついてくる」という安倍首相の言葉はなんともネトウヨ的。「共産党」という単語そのものが悪口になると思っている節がある。
  • カウンターによる川崎でのヘイトデモ阻止を「やりすぎ」と非難する無知無神経。
  • 香山リカという人、プロレス関係の発言などであまりいい印象を持っていなかったが、安保やヘイト関連での行動には頭が下がる。中指立てにも。
  • 谷亮子氏は生活の党に身を置いてはいても、安保法制も憲法草案も報道圧力も、国を揺るがしかねない大問題とは思っていなかったということだな。改憲が発議されたら賛成票を投じるわけだな。

5/31 甘利明氏不起訴。
6/3 神奈川県警、ヘイトデモでの道路使用を許可。
6/3 麻生氏「高知県の有効求人倍率は戦後初めて1.0倍を超えた。安倍内閣以降の大きな変化だ」。いやいや高知県の有効求人倍率上昇は若者の県外流出によるものということは半年前にとっくに指摘されてますがな。
6/5 谷垣氏「どうやったら本当の意味での日本経済の活性化ができるか安倍総理は悩んでいる」。悩みながらフルスロットルしてどうする。
6/5 川崎市でのヘイトデモは、カウンターの抵抗と警察の説得により中止。
6/6 宮城県教育委員会、校外での集会(5/22)に参加する高校教師に事前に「政権批判の言葉に気をつけるように」と注意。県高校・障害児学校教職員組合が抗議。
6/6 自民党ヘイト本「余命三年時事日記」をツイッターで紹介。
6/8 「小沢氏は(略)北陸地方ではない新潟県を『北陸で最大の県』と発言する基本的なミスを犯す」と基本的なミスを犯す産経新聞
6/9 中川勇氏(自民党富山市議)、女性記者に暴行しメモを奪い取る。
6/13 野中広務氏(90歳)自民党復党。
6/13 安倍首相、演説で「気を付けよう、甘い言葉と民進党」。
6/15 舛添要一氏辞任。「マスゾエを応援したの私だ」の画像広まる。
6/15 谷亮子氏、自民党から出馬。(追記:後に不出馬を表明)

アベノミクスについて

アベノミクス論争は具体的な数字を検証しなきゃダメ。その点、民進党の「肝心なのは国民の実感」という結論は正しくはあるが物足りない。更に踏み込んだ議論を。
こっちの赤旗記事はいいね。自民党の数字のごまかしぶりがよくわかる。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-11/2016061103_01_1.html
小沢一郎氏のツイッターでの一連のアベノミクス批判も的確。しかしどれも断片的で、まとまったものがないのが惜しい。