橋下氏、空回り加速中

昨年から橋下徹の焦りと空回りが目立つ。
MBS記者への罵倒が昨年5月。
週刊朝日の中傷記事(への反応)が10月頃。
そして今回の体罰騒動。
かつて体罰を容認する趣旨の発言をしていたことを知人のツイートで知り、言動に注目していた。
「考え方を改めないといけない。反省している」
このあたりはさすがに賢い。ここで「時には体罰も必要だが、あれはやりすぎ」などと言ったら集中砲火を食らうのは必至。
自身はきっちり反省の意を示した上で、次なる一手は常套手段の「悪者叩き」。今回はここで滑った橋下氏だ。
入試の中止を要請。これに対し、入試を直前に控えた中学3年生への影響を懸念する声が教育長から上がった。世論も反対多数。これが空回りその1。
世間がソーダソーダの大合唱にならないことに焦った橋下氏、今度は教員総入れ替えだの、言うこと聞かなきゃ予算出しませんだの、完全に意地になってます。
教員総入れ替えなんてやらかして、現場が混乱しないとでも思っているのかしら。混乱によって一番被害を受けるのは生徒なんよ。「現場」を知らない人の発言を嫌っていたのは誰ぞ。入試中止宣言以上の反発を受けるは必至。空回りその2。
そもそも他校に飛ばされる教師達のことはどうすんの? 体罰について再教育せんでいいの? よそでまた体罰やらかしたら何にもならんでしょうに。
子供を第一に考える精神もなければ、体罰を根絶させる意志もないことを見事に露呈している。