アルベルト城間ライブ?

開始直前に着き、例によって後方カウンタ席に案内される。
と、歌っているアルベルトをデジタルビデオカメラで撮影しているバカ1名。
しかも堂々と。許可を得ている風でもない。
アルベルトが、2〜3曲歌い終えた後にやんわり注意。
「撮ってるんですか? Youtubeに載せないで下さいね。」会場笑。
ところがそのバカ、「載せません、載せません」と答えて撮り続ける。
そうじゃないだろバカ。
アルベルトは「撮影しないで下さい」と言ってるんだよバカ。
結局第1ステージ終盤まで撮影をやめなかった。
ここ数ヶ月はアルベルトのライブで嫌な思いをしたことはなかったが、久しぶりに下らないものが視界に入ってうっとうしいことこの上なかった。

コンドルは飛んで行く

アルベルトの十八番。しかしこの曲従来のイメージとは一線を画す独自のスタイルで彼は歌う。
簡単に説明すると、ギター1本でああやってこうやってこう。以上。

ゴールデン☆ベスト DIAMANTES

ゴールデン☆ベスト DIAMANTES

ライブ後に、本人から話を聞くことができた。
ペルー出身のアルベルトだが、実はこの曲を初めて歌ったのは日本に来てから。しかもリクエストされたのがきっかけだったという。それを受けて作り出したのが今のスタイル。
別バージョンの可能性も示唆していたが、なにしろ20年前の録音が素晴らしすぎる。ハードルは相当高いと言わねばなるまい。サイモン&なんちゃらの二番煎じにはすまいし、といってノリノリのエンターテイメントにしてしまったらぶち壊し(無論そうするつもりは毛頭ないようだ)。
ではどうする。さあどうする。