おじさまに誘われて上井文彦の興行へ、誰が出るのかまったく知らずに行く。パンフレットを見るとドン荒川、木戸修、鈴木みのる、そして宮本和志……ぐぁ。
オープニングで電車にちなんだ曲がいくつか流れる。ゴダイゴの「銀河鉄道999」がよかったばい。
ラム会長なる小学生の女の子レスラー。チョークスラムで叩き付けたりコルバタで投げたりといったギミックを演じる。相手が飛び跳ねて倒れるのが、なかなかそれらしく見えて面白い。
木戸修いいなあ。SEMにでも出ないかな。
若い4人のタッグマッチは、それぞれよく練習し、また考えて試合をしているのがわかる。ノンストップで技・技・技。面白かったかというとあまり面白くなかったけど、ノアの動けない中堅・ベテランにも見習うべき点はあるんじゃないか。
休憩前にラッキィ池田が登場。スポンサー「レダ」のプチシルマなる製品の宣伝らしい。プチシルマ体操なるものを観客に伝授。リングサイドで一緒に踊った人にはもれなくTシャツプレゼント。もちろん私も参加しましたウソ。
宮本は……間延びした場外乱闘を繰り返した挙句の狙った両者リングアウト。さっぱり沸かないマイクアピール。プロレスなめてないか。
村浜武洋vs.真霜拳號。真霜が「なんだこのチビ」という態度に終始し、噛み合わないまま勝利。後味悪いな。勝ち名乗りで和田京平の手を振り払うなんぞ10年早いぞ。
メインは鈴木みのるvs.高瀬大樹。高瀬は総合の選手でこれがプロレスデビュー戦、と。序盤はポジションの奪い合いで互角。高瀬が腕ひしぎを何度か出すがプロレスルールなので当然ロープブレイク。
受けに回るみのる。変わったものだ。それが功を奏し、ものの3分で息が上がる高瀬。
あとはみのるの独擅場。場外戦での京平レフェリーの「正々堂々とやれ」に場内笑い。張り手合戦で圧倒してパイルドライバーでカウント3。
マイクで「プロレスにどっぷり浸かってみたら?」とみのる。「鈴木さんに勝つまでやります」と高瀬。やけに礼儀正しいアピールであった。
続いてみのるが上井氏を呼んで罵倒または激励。「俺がプロレスに戻れたのはお前がいたからだ云々。」
あとで調べてみたが、上井氏の興行は選手が集まらず中止になったり、かなり大変なようだ。
今日の興行はよかった。