差し歯の定義

次回ようやく右上の奥歯が入る。腫れが完全には引いておらず見切り発車の感なきにしもあらずだが、いい加減終わってほしいからいいや。札幌行きに間に合えば万々歳だ。
さてこの奥歯、虫歯になった箇所を削って銀歯を被せるというレベルではなく、根っこになんか残ってるくらいであとはみんな削られてしまっている。ここまで大掛かりな処置は初めてだ。そこに入れる歯は「差し歯」と呼ばれるものなのだろうか。だとしたら問題だ。
「差し歯が取れちゃったよ」「ぷっ」
そんなイメージが君にはないか。ないか、すまん。なんというか、「差し歯」という単語に、なぜか私はユーモラスというか情けないというか、妙なマイナスイメージを持っている。
私がその差し歯の餌食になるというのか?!?! いや、餌食でなく恩恵を受けるのか?!?! そう思うと気が気ではない。歯科医から「差し歯」という単語は聞いていない。かといって「これ差し歯なんですか」と聞くのもなんだか間が抜けている。料金は5千円程度というからセラミックだなんだと保険のきかないやつでないのは確かだが。
誰か教えてくれ、俺は差し歯を入れるのか。