10日のぺてぃすこすライブに行けなかったので今日の四ツ谷ライブに。四ツ谷マヌエルは3年ぶり。ライブ目当ては初めて。津森あかねのライブをぺてぃすこす以外で聴くのも初めて。
マヌエルの食事はちょいと値が張る。ということで近くの喫茶店で軽い食事をしつつ時間を潰す。さてそろそろ、とマヌエルに向かう前にトイレへ。おや、なんだか鼻がムズムズ。
鼻血が出ました。
もともと出やすいの。成人後はさすがに減ったが、それでも年に1〜2回は。その1回が今日かい。そういえば少し熱っぽいからそのせいか。それともアンナことやコンナことを考えていたからだろうか。
《大》の個室にこもって、ポケットティッシュを詰める、替える、詰める、替える。止まらねえよ!
格闘すること10分。止まりはしないが垂れてもこないという状態になったので、切り上げてマヌエルへ。
ミュージシャン達がテーブルで打ち合わせをしている。鼻血色の衣装を身にまとう津森さん。
「さっき鼻血が出ちゃってね。ライブ中に私が感動で鼻血を出したら大成功です。」と激励して差し上げた。迷惑ですかそうですか。
開演。満席。30人くらいはいるのだろうか。結構広いのにアンプなしだが声量ばっちり。
惜しむらくは、その広さゆえにおしゃべりをする人も多く、曲中の静寂が無遠慮な声で埋められたりする。近くの人がちゃんと注意しろよな。
あらかじめ各テーブルに爆薬を仕掛け、話し声が一定の音量を超えたら爆発するようにしておいてはどうだろう。但しファディスタの声に反応してはまずいので男声にだけ反応するようにする。
というようなことを考えて(いや本当に)少々気が散ってしまった。席が間近ならそれほど気を削がれもしなかったかも知れないが、私は最も遠い席にいた。
でもあれは圧巻だったな。なんとかいう人のなんとかいう(わかんねえよ)ファドじゃない曲。騒々しい客を黙らせるのだから大したものだ。
最後の曲の前にギタリスト水谷氏のトーク。これは珍しい。
「演奏していて何が嬉しいかといったら、もちろん拍手です。しかしこの拍手は本当かいなと思うこともあります。そこで鼻血です。鼻血は義理では出せません。お客さんが感動で鼻血まで出してくれたなら、演奏者冥利に尽きます。」
「では鼻血が出るほど感動的なファド『コインブラ』を唄います」と津森さん。
場内総鼻血で終演。鼻血にむせぶファドライブ。
ミュージシャン達にこう言い残し、私は店を後にした。
「私の鼻血はワインでできている。」