津森久美子ファドコンサートin武蔵小山

1年ぶりに聴いた津森久美子は、初のホールでの単独コンサート。
武蔵小山のひらつかホール。
ギターラ奏者セルジオ・コスタを招いて、水谷和大(ヴィオラ)とのトリオで。
このセルジオ・コスタという人が演奏も人柄も最高。とにかくこの人を日本のファドファンに見てもらいたい一心で招いたとのこと。
ホールでのファドコンサートはハズレが多いが、今回は私が今まで足を運んだホールのファドコンサートの中では最高の内容。
2人の日本人がコスタ氏の演奏に感激し、そして3人がこの空間この時間の幸せをかみしめながら演奏していることが伝わって来るステージ。
津森、水谷両氏も三十代後半となり、技術気力体力が充実し切った貫禄のパフォーマンス。
ここ数年はファドライブに行くことが少なくなってしまったが、その分逆に最近の充実ぶりを強く感じる。
ますますの活躍を。